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【ドラマ】クドカンに脱帽!『流星の絆』

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東野圭吾×クドカン=超面白い!!!

原作ものの実写映像化にはちょくちょく賛否両論あるようだが、私は単純にどちらも楽しむタチである。基本的にマンガは自分に禁じているので漫画原作の場合は映像作品しか見ていない、ということも多いのだが、大抵の場合、原作には原作の良さが、映像作品には映像作品の良さがあり、両方合わせて好きになることが殆どだ。私の場合は原作が先でも映像が先でも見る順番にこだわりはないのだけれど、原作を先に読んでからのほうが「どう味付けしたのか」がよく分かるので、より楽しいかな!

『ルパンの娘』についてはみじん子さんが書いてくれたので、私は別の作品を。

 

原作:東野圭吾の『流星の絆』。ドラマは2008年10月〜に放映された。

洋食店「アリアケ」の三兄妹が夜中にこっそり家を抜け出し、流星を見に行っている間に両親が惨殺される。事件当時、長男は小学6年。次男4年。妹は1年。身寄りをなくした3人は養護施設で育ち、物語の舞台は14年後に。時効が迫るなか、妹が資格詐欺商法に騙されたことをきっかけに、三兄妹は自分たちが詐欺を働くようになりながら助け合って生きている。ある時、詐欺のターゲットから偶然、両親惨殺の犯人と思われる人物が浮かび上がって、、、。という物語。

 

私は原作を先に読んでいた。東野圭吾のミステリーだ。緻密な計画を立てる長男、擬態の天才の次男、美貌が武器の妹が、それぞれの役割を果たしながら鮮やかにターゲットを騙していく。ターゲットに恋してしまう妹。実は妹との血の繋がりがない兄弟の葛藤。本当の犯人は誰なのか?などなど、見どころ満載だ。そして切ない。

数年前の『白夜行』が思い出された。

映像化ということは、きっと『白夜行』のように感動大作になるんだろうなぁ、っと思っていた。

 

原作を読んでいるので犯人を知っている状態でドラマを見始める。
オープニングの長男(ニノ)のモノローグ。
あー、やっぱりシリアスなドラマになるんだなぁっと、、、思いきや!?

 

なんだなんだ!?この演出は!?このアレンジは!!!?

お、面白い!超〜〜〜〜面白いじゃないか!!!

一部設定が変わっている部分はあるものの、基本的に原作に忠実に物語は進んでいる。なのに、印象が全然違う!

これはコメディか?コメディになったのか!?あの小説が!!?

 

コミカルなシーンのお陰か、三兄妹のキャラクターもとてもチャーミングである。
カモられる詐欺のターゲットたちの振り切れ方も抜群で、クセになる。

それでも、本筋から外れることなく、絶妙なタイミングでシリアスシーンに早変わり。原作にはない謎の女として中島美嘉が出演していて挿入歌『ORION』を歌っている。この歌が切なさに磨きをかけ、結局毎回のように泣かされていた。

 

思い出深いクドカン作品はまだまだあるんだけど。

クドカン!!!やっぱすごいよ〜〜!