エンタメ愛が止まらない!! リターンズ

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【映画】バットマンもいいけどパッドマンは真のヒーローだ! - パッドマン -

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発明家の才能は゛あきらめない才能”だ!

 インド映画、と聞くとアクションモノだろうが悲恋モノだろうがなぜか歌って踊るシーンが特徴である。初めて観たインド映画は1998年公開の『ムトゥ、踊るマハラジャ』。タイトルにもあるから当然なのではあるけれど、登場人物の感情を表現するシーンはとにかく踊る、踊りまくる。まるでミュージカルのような構成が面白かった。映画を観ながら私も両手を合わせて首を左右に動かすと(インドで首を左右に動かすのは「YES」の意味だそう)、なんとなく画面の見過ぎによる首コリ肩コリにもよさそうだ。

 時は過ぎ、2018年末に日本で公開されて以来、ずっと気になっていた『パッドマン』。「生理用ナプキン製造機の発明でインドの5億人の女性を救った男」という斬新な触れ込みで、どんな物語なのか気になっていた。

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【映画・ドラマ】私はそこで生きていける?『漂流教室』

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時間は必ず未来に向かって流れている・・・

漂流教室』との出会いは、かなりの間隔を開けて3度あった。

一度目はまだ自分が小学生の頃。兄の留守中に部屋にあった少年サンデーをこっそり読んでいた時、うっかり目にしてしまった楳図かずおの漫画だった。昔からとてもビビりだった私、エンタメについては全方位制覇したいところだが、未だにどんなに面白いと言われてもホラーだけは見られない。こればっかりはタッキーが出ようが岡田くんが出ようがおそらく嵐の誰かが出ても無理だと思う。いや、嵐だったら頑張ろうかなぁ???う〜〜ん、やっぱり無理っぽいから出ないで欲しい!

とまあ、そんな感じなので極力避けて生きてきたのだが、うっかり目にしてしまうことはあって、、、。楳図かずおの作品って、絵だけでもちょっと怖いでしょ!?まだ少女だった私、うっかり見てしまったその一話があまりにショッキングで今でも忘れられない(汗!

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【映画】ブレイクスルーとは進歩、前進。殻を破る(brake)ことから始まる - チア男子!-

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世の中の当たり前の殻を破る…それがパイオニア

 劇場で観る機会を逸してしまった。というのも、思いのほかあっという間に公開が終わってしまったからだ。キャストを見れば分かると思うのだがこの映画は中高生などの学生さんたちをメインターゲットにしていると思うのだが、劇場公開が中間テスト期間にモロ被りしていた。…あと2週だけ後ろにずらしたらもっと初週の動員数が上がったと思うんだけど。

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【ドラマ】ピュアすぎて切ない『世界の中心で、愛をさけぶ』

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助けてください、、、助けてください、、、!!!

数日前にみじん子さんが映画版をテーマに記事を書いてくれたので、わたしはドラマ版を中心に書こうかと。

ドラマは2004年7月〜、主演は山田孝之綾瀬はるか。のちの『白夜行』へと続くゴールデンコンビ誕生のドラマである。一昔前の山口百恵三浦友和のように、もっとたくさん共演作品が増えるかな?っと期待したけど、今のところ、その2作止まり。

 

私は、原作→映画→ドラマ、と世に出た順に見てきた。原作はベストセラーだったからと言うこともあるけれど、やっぱり装丁が魅力的だったのよね〜。一目で、本棚に並べておきたいと思えた本だ。

主人公の女の子が白血病になる物語と聞いて思い出すのは、百恵&友和が初共演した「赤い疑惑」(1975年10月〜)。当時白血病は不治の病と言われていたが、最終回に向けて同じの病気と闘っている人の家族などから「百恵ちゃんを死なせないで!」という投書が多数届いたと話題になった、と記憶している……。

あ、また脱線してしまった(汗!

このブログをはじめてから、こんな調子で一つドラマを振り返るたびに、そこから様々な記憶が蘇り、あれやこれやと思いが溢れてしまい、結果、どうしていいか分からなくなってフリーズする、ということを繰り返してしまっている(汗!!!

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【映画】だれだって美しくて優しいのがいい - ヴィクトリア女王 最期の秘密 -

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恋愛というより親愛を感じる二人の関係

 私は世界史にはめっぽう疎いが、ヴィクトリア女王という名前くらいは知っている。フランスブルボン王朝最盛期の象徴であるルイ14世太陽王と言われたように、ヴィクトリア女王大英帝国最盛期の象徴であり、歴代最長の在位期間を誇った(ただし、現エリザベス2世が現時点で最長を更新)初代のインド女帝である。

 そのヴィクトリア女王が晩年、インドからやってきた青年に大いに入れ込んだという史実に基づいた映画が『ヴィクトリア女王 最期の秘密』である。今年の1月に日本で公開された作品だ。

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【映画・ドラマ】心優しい超能力者『サトラレ』

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サトラレサトラレだとサトラレてはいけない!

みじん子さんにブログ記事で宿題を出されたので(汗!・・・ちょっとだけ。

今回、みじん子さんと盛り上がったのは、小説や漫画などの原作を元に舞台化・映像化される作品はたくさんあるけれど、入り口がどこだったかで作品への印象が大きく変わるよね!?という話だ。

漫画原作がアニメ化される場合は、原作ファンがイメージしていた声優かどうかという問題はあるけれど、実写化に比べると違和感は少ないのかなと思われる。文章を読まなくなったと言われる昨今は、小説の漫画化・アニメ化もよくある話。私はラノベ寄りの小説もよく読むのだが、気付けばアニメ化していることが多い。

漫画・アニメからの実写化へのハードルはもっと高い。原作ファンにしてみれば、自分が愛した世界観が壊される!という負のイメージが強いのか、アニオタの姪っ子などは実写版を見もせずに全否定したりする。見ないで全否定するのは如何なものかと、叔母としてはもう少し広い心と視野を持って欲しいと思うものなのだが、まあ、エンタメは無理して見るものでもないし、それぞれの楽しみ方があっていいのだと思う。

 

さて、私の『サトラレ』との出会いは、2001年3月に公開された映画だった。原作は佐藤マコトの漫画である。

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