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【ドラマ】ピュアすぎて切ない『世界の中心で、愛をさけぶ』

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助けてください、、、助けてください、、、!!!

数日前にみじん子さんが映画版をテーマに記事を書いてくれたので、わたしはドラマ版を中心に書こうかと。

ドラマは2004年7月〜、主演は山田孝之綾瀬はるか。のちの『白夜行』へと続くゴールデンコンビ誕生のドラマである。一昔前の山口百恵三浦友和のように、もっとたくさん共演作品が増えるかな?っと期待したけど、今のところ、その2作止まり。

 

私は、原作→映画→ドラマ、と世に出た順に見てきた。原作はベストセラーだったからと言うこともあるけれど、やっぱり装丁が魅力的だったのよね〜。一目で、本棚に並べておきたいと思えた本だ。

主人公の女の子が白血病になる物語と聞いて思い出すのは、百恵&友和が初共演した「赤い疑惑」(1975年10月〜)。当時白血病は不治の病と言われていたが、最終回に向けて同じの病気と闘っている人の家族などから「百恵ちゃんを死なせないで!」という投書が多数届いたと話題になった、と記憶している……。

あ、また脱線してしまった(汗!

このブログをはじめてから、こんな調子で一つドラマを振り返るたびに、そこから様々な記憶が蘇り、あれやこれやと思いが溢れてしまい、結果、どうしていいか分からなくなってフリーズする、ということを繰り返してしまっている(汗!!!

セカチュー』では、映画もドラマも高校時代に恋人「亜紀」を失った「朔太郎」が大人になって過去を振り返る形で物語が進んでいく。小説では大人の朔太郎はほとんど出てこなかったと思う。さっき確認しようと思ってチョロっと読み始めたら止まらなくなりそうで、なおかつ早々に涙が溢れてしまいそうだったのでやめた(苦笑

 

若いうちに淡い恋をして、好きだの嫌いだの愛だの恋だの裏切りだの失恋など、、っと経験を積み重ねるうちに成熟した大人になっていくものだと思うのだけれど、大人になりかけの多感な高校時代に、まだ未熟な二人が命と向き合い、死別するという痛みはどれほどのものだろう。

二人が一生懸命で真っ直ぐであればあるほど、ピュアであればあるほど、切ないよ〜〜〜(泣!!

「助けてください!助けてください・・・!」

映画版では森山未來がこう叫ぶシーンが予告でバンバン流され、平井堅の「ひーとみーをとじて〜〜〜」でダメ押しされ、大きなインパクトを残した。

ドラマ版でもこのシーンはやってくる。あぁ!!!

・・・ドラマ版で山田孝之がどんな風に演じたかは是非、見て欲しい!

 

ちなみに、物語の中で、文化祭のクラスの出し物が「ロミオとジュリエット」に決まるんだけど、、、。演劇部ならまだしも、クラスの出し物で「ロミジュリ」が採用になるってリアルにあることなのかしら???他の映画でも「ロミジュリ」を出し物にしたっていう作品をいくつか見ている気がするんだけど、少なくとも私の学生時代はどこを切り取っても、そんなロマンチックな作品をやろうよ!なんて空気になったことはない。具体的な内容は覚えてないけど、確かお化け屋敷とかダダ滑りのお笑いとかだったような。。。

ロマンチックでもドラマチックでもない学生時代だったけど、健康的に元気一杯楽しく過ごせたってことは、やっぱり何より幸せなのよね〜、と思う今日この頃である。