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【映画&ドラマ】美大生の青春&片想い『ハチミツとクローバー』

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変人集団の中では「普通」は貴重な個性。

自分の青春時代にコレが流行ってたら美術部に入ってたんだろうなぁっと思う『ハチミツとクローバー』。

羽海野チカさん原作マンガで、アニメ化(2005年)→映画化(2006年)→連続ドラマ化(2008年1月〜)。

私はどのバージョンも好きなんだけど、出会いはアニメから。
リアルな美大生の生活は知らないけれど、なんか自由でいいなぁ〜〜!
楽しそうだなぁ〜〜!青春だなぁ〜〜〜!!と憧れつつ視聴。

幼い頃から「絵がうまいね」とか「才能あるね」など、芸術面においては褒められ続けて成長したであろう若者ばかりの大学だ。上には上がいるということに気付いて苦悩する学生もおそらくたくさんいるんだろうなぁっと想像できる。

主人公の竹本はまさにそんな感じ。
素人考えだと、竹本は建築科だからどちらかといえば理系でしょ?
油絵科のハグちゃんや陶芸科の山田、彫刻科の森田なんかとは世界が違う気がするけれど、才能豊かで個性的な仲間たちの中では至って普通で真面目な青年である。
映画版では櫻井翔くん、ドラマ版では生田斗真くんが演じた。

竹本はハグちゃんに出会った瞬間、恋に落ちる!

ハグちゃん、可愛いのよねぇ〜〜〜!

アニメではとてもじゃないけど大学生には見えない。
美大の講師である叔父の花本も幼稚園児を扱うが如くの過保護っぷり。
人見知りでふわふわしていて守ってあげたいキャラなんだけど、油絵に関しては天才的!

同じく才能豊かな天才肌で自信家の森田も、彼女の才能に一目惚れ。ハグちゃんも森田のことは気になる様子。どちらも才能に惚れているのか、人柄に惚れているのかは分からないけれど…。

映画版ハグちゃんは蒼井優ちゃん。ドラマ版は成海璃子ちゃん。
映画版森田先輩は伊勢谷友介さん。ドラマ版は成宮寛貴くん。
伊勢谷さんはリアルに芸大出身だもんねぇ〜〜。かっこいい上に説得力が半端ない!!

とにかくこの物語では、主な登場人物がみ〜んな片想いをしている。
あ〜、ややこしい!っと面倒になるくらいの片想いラッシュ(笑

端から見てると、真山と山田ちゃんは何とかなるんじゃない?と思えるので、さっさと二人でくっついちゃえ〜!っと心の中で叫ぶんだけど、これまたなかなか前にも後ろにも進まない。

みんながみんな、こじらせっぱなしである。

ひゃぁ〜♪青春だよね〜〜!青春!!
簡単に答えが出せないもどかしさ!

 

大人になっちゃうと自分の性分とか自分に出来る範囲、頑張れる限界とかが、経験値の中で大体判断できちゃうでしょ?しかも先の人生は年々短くなっていく。

だからなのかなぁ?

私は同じことで悩んでいられる時間がどんどん短くなっている気がする(苦笑

悩んで迷って、前にも後ろにも進めない時間を悶々と過ごせるのは若者の特権なのだ!

才能があってもなくても、生きている限り何一つ悩まない人生などない。
自信があってもなくても、これから先にまだまだ大どんでん返しがきっと待っている。

頑張れ!若人!

 

・・・・・・

 

ところで、、、

最近よく見る「コロナ禍」が読めなくて調べたら「ころな・か」って読むんだって。
へぇ〜〜〜〜。
コロナによる禍い(わざわい)ってことなんだろうね〜。

 

とにかく。

平常時なら夢と希望に溢れた新学期が始まる季節だというのに気軽に外出もできず、休校が続いているという学生さんも多いことだろう。在校生はまだしも、この春から入学予定の学生さんたちは出鼻を挫かれ、浪人生でもないのに宙ぶらりんな状態に置かれ、不安なこともいっぱいあるだろうなぁ。。。

自宅オフィスで引きこもり気味のため、普段から出かけることが少ない私でも憂鬱になることがあるくらいだから、元気いっぱい夢いっぱいの新入生にとって、とっても辛い春になっているんじゃないかなぁ。

何をするのも命あってのことなので、ここはみんなで辛抱するしかないんだけど。

コロナ禍はまだ数ヶ月、もしかしたら年の単位で続くかもしれないけれど、いつかは終わる。そして、この先まだまだ楽しいことが待っている!

卒業式ができなかった学校があるくらいだから、入学式も学校によって対応が違うのだろうけれど。たとえ式がなくっても、、、

学生のみなさん、新入学&進級おめでとうございます!!
コロナ禍が過ぎ去った暁には、思いっきり青春を謳歌してくださいね〜〜!!!

 

・・・・・・

 

さらに余談ですが…

映画版の主題歌はスピッツの『魔法のコトバ』なんだけど、さらにその後、エンディングテーマとして嵐の『アオゾラペダル』が流れる。

この曲、2018年から2019年にかけて50+1公演開催された嵐の20周年記念ツアー「ARASHI Aniversary TOUR 5×20」の中で、翔くんが素晴らしいピアノ演奏を披露した。思いっきりドラマチックに編曲され壮大なピアノ曲になったアオゾラペダルは、ちょっとやそっとの練習で弾けるような代物ではない。Netflixで随時配信中のドキュメンタリーではツアーの舞台裏を追っているんだけど、半端じゃない練習量を積み重ねていた様子。忙しい仕事の合間を縫っての猛練習。ホントにホントに頭が下がります〜〜〜!!

サビの部分は会場のみんなで合唱したのよね〜〜♪♪
楽しかったぁ♪♪

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明日を眩しいくらいに うまく描こうとして

ぼくらはキレイな色を ぬりすぎたみたい

ちょっとカッコ悪いことも こわれたユメの色も

パレットに広げ もう一度明日を描こう

(作詞・作曲:スガシカオ

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