エンタメ愛が止まらない!! リターンズ

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【ドラマ】恋愛下手女子の救世主!?『きみはペット』

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だろうね(苦笑

 先日、2019年版「男女平等ランキング」(正式名称:ジェンダー・ギャップ2020)が発表され、日本の順位が過去最低の121位だということが話題になっている。

何をもって平等というのか、というそもそも論から『?』なので、このことについて深く語る気はないのだけれど、『きみはペット(2003年4月〜)』の主人公スミレちゃん(小雪)のような女性が生きにくい世の中であることは間違いないと思えるのでチョロっと話題に触れてみた!

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【映画】なぜゾンビ?の謎が分かる人は教えて~ - 屍人荘の殺人 -

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なぜかゾンビが流行中?!

 radikoはタイムフリーというありがたい機能があるのでライブ聴取しなくても放送後一週間の間で好きな時間に好きな番組を聴くことができる。「さーて、菅田将暉くんのオールナイトニッポンでも聴きながらブログでも書こうか」とradikoを開いたら、なんと12月17日は菅田くんに代わって中村倫也くんじゃあないですか。聴けば「菅田はズル休み」と中村くん(笑)。ワーイ!なんともグッドタイミングだ・・・というのも、ちょうど『屍人荘の殺人』について書こうと思ってたから。

 『屍人荘の殺人』は、神紅大学のミステリ愛好会の会長 明智恭介中村倫也)と葉村譲神木隆之介)、同大学の探偵少女、剣崎比留子(浜辺美波)が、ある怪事件に巻き込まれる推理ミステリー。現在上映中なのでネタバレしないように気をつけるね。

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【イベント】特別展『ミイラ』に行ってきた

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クリスマスデートに「ミイラ」はどう?

 期末テストを終えたウチのJKとお約束だった特別展『ミイラ』へ。東京上野の国立科学博物館は1日中いても全てを見ることができない広さと展示で、JKがヨチヨチ歩きのころからお世話になってきたおでかけスポットである。私のお気に入りは入り口からすぐにある『フーコーの振り子』をただただ眺めること。常設展も素晴らしいのだけれど、特別展はむちゃむちゃマニアックで面白い。例えば2008年に開催された『菌類のふしぎ』とか、2011年の『恐竜博2011』とか、2015年の『大アマゾン展』とか、2017年の『深海2017』とか、2018年の『人体』とか、、、。直近ではJKと今年の春に『大哺乳類展2』に行った。

 で、現在は特別展『ミイラ』が絶賛開催中である。会期は2020年2月24日まで。世界じゅうのミイラが43体も展示されている。ミイラだけに焦点をあてたミイラを学ぶ特別展だ。

 

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こんなに多くの人たちに見られてミイラさんたちも寝ていられない?!

 音声ガイドは大沢たかおさん。大沢さんに案内してもらっていると久しぶりに『JIN』が観たくなった。正月休みに観ようっと。音声ガイドでは監修者の裏ガイドやクイズもあって楽しめるのでオススメ!

 展示は全4章で構成されていて、第1章は南北アメリカ、第2章は古代エジプト、第3章はヨーロッパ、第4章はオセアニアと東アジア、地域別のミイラが並んでいる。地域ごとの歴史や文化、それにミイラになるための条件である気候が関係しているのでミイラの出来上がりっぷりは全く異なる。

 ミイラといえば、ツタンカーメン!第2章の古代エジプトエリアにミイラのレプリカが置かれていた。黄金の仮面は無かったけど…。

 

 第5章、最後のエリアに、本人名の分からない江戸時代の『本草学者』といわれるミイラが置かれていて、これがすごくリアルだった。自身が本草学者であり、乾燥剤の研究をしていたとのこと。知識と自ら得た確証を身をもって証明すべく、研究の成果としてわが身をミイラ化することに挑んだそうだ。その証明は成功といえる出来で、うつむいた顔を下から覗くと、生前の風貌が分かるほどリアルであご髭がちゃんと生えていて、私は『赤ひげ』を演じた三船敏郎さんを想像した。・・・当の本人が研究の成果を知ることが無いというのが残念である。

 ほかに、新潟県にある西生寺に安置されている即身仏弘智法印 宥貞こうちほういん ゆうてい)」様は、鎌倉時代のものだというが、92歳で入定したという。思わず手を合わせずにはいられない。

 やはり日本人である私には日本人のミイラがいちばん気になった。日本の気候はミイラには適さないので、展示されたミイラは即身仏以外は、江戸時代という比較的時代の新しいものだったが、それだけにその姿はとてもリアルだ。

 

 特別展『ミイラ』を楽しみにしていたJKは嬉々として展示物に見入っていたが、その感想はひと言、「人間もミイラになれば、干しブドウと同じだね…」。生きとし生けるもの、最後の姿は同じだ。ということで、チャンチャン。

 会場を出たところの売店には、ミイラグッズがいっぱい売っていてどれも魅力的だが、年末の大掃除を始めたタイミングのおかげで自重することができた。ミイラストラップ、、、欲しかったな…。

 

 会期は2020年2月24日まで。マニアックなイベントとして、もしよろしければ、クリスマスデートにでもいかがでしょ?笑

 

 第2章の古代エジプトエリアでは猫のミイラちゃんもあって、布でグルグル巻きされた姿にちゃーんとお耳までついていた。古代エジプト人は猫を神の介添え役と信仰していたらしい。大事な穀物を食い荒らすネズミを退治するという働きもあり猫は大事な存在だった。

 我が家の猫Bros.はネズミが出てきても退治してくれそうもないけれど、とにもかくにも我々を癒すという働きをしてくれている。媚びることなく、従うことなく、自由気ままにふるまうだけで人を癒すなんて、彼らは前世でどれだけの徳を積んだのだろう…と思うことがある。

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あなたたち、もしかして、古代エジプト時代から何度も生まれ変わってきた?!

 ということで、やっぱり「猫」に着地する私。

 前世はもしかして、クレオパトラ?!?!?!笑

【ドラマ】頑張る兄が愛おしい。。。『Summer Snow』

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Oh Summer!!

先日、いつものようにみじん子さんと映画館へ。
みじん子さんが挙げてくれた観たいものリストの中から、ハッピー気分に浸れそうだなっと思って『ラスト・クリスマス』を選択。映画の話はみじん子さんの記事に任せるとして。

私もとっても楽しんでたんだけど、割と早い段階でフッとあるドラマが頭を過り、予想してしまった通りの展開に。そのドラマのタイトルが思い出せず気になってしまい、さらに友達からいただいたばかりのハンカチが手元になくなっていて焦り、、、。

とまあ、終盤に向けての良いところで珍しく集中力を切らしてしまったのが少々悔やまれる(涙! 下手に脳内ストックが多いのも考えものである。。。

みじん子さんがせっかくネタバレしないように書いているので、私もネタバレは避けたいんだけど、このドラマを知ってる人には予想できちゃうかなぁ(汗!
できれば映画『ラスト・クリスマス』とは切り離して読んでくだされ。結末予想のきっかけになっただけで、話は全然違うので!

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【映画】優しくなりたい~♪素直になりたい~♪ -ラスト・クリスマス-

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50+にゃWham!の歌が沁みる~っ!

 まずは、久しぶりのエマ・トンプソンの老けっぷりに驚いた。彼女が登場する印象的な作品は、私はハリポタシリーズよりも『日の名残り』(1994年日本公開)が印象的だ。レクター博士で強烈な印象を残したアンソニー・ホプキンスとの共演で、なんともしっとりとした紳士淑女の内に秘めた高貴な愛を清廉と静寂の中で見せてくれた。当時の私が観ていた映画の大半は、20代ならではの大人への憧れと焦りもあって、邦画よりハリウッドよりヨーロッパという背伸び志向だった。そんな中で観た英米合作映画の『日の名残り』はだいぶヨーロッパ映画寄りの抒情的な作品だったことを覚えている。原作はあのカズオ・イシグロだということはだいぶ後になって知った。きっと、この映画はオーバー50になった今の方がずっと深く味わえると思う。

 エマ・トンプソンは好きな女優さんだ。品があり芯の通った雰囲気と、柔和な目元と落ち着いた声…。『日の名残り』ではユダヤ人差別が取り扱っていたけれど、今回の『ラスト・クリスマス』だってただのラブコメではない。EU離脱目前のイギリス、ヨーロッパ全体が抱える問題も描かれている。

 それでもストーリー自体はとてもポジティブだ。スマホを手に取り下ばかりを向く生活によって気づけばネガティブ思考になりがちな私たちに「上を向いて生きようよ」と語りかけ、誰もが抱えるいろいろな差別とそれを乗り越えるのは「愛しかない」という理由を伝えてくれる。

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【ドラマ】近所にあったらいいのにな。『真夜中のパン屋さん』

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タッキーがいるなら毎晩通う!

原作小説『真夜中のパン屋さん』は2011年から2017年にかけてシリーズ6冊が発行された。通称『まよパン』。真夜中に営業しているパン屋さんとそこに集う個性的な人々との心温まる交流の中に、ネグレクトだったり、万引きだったり、ノゾキ魔との攻防だったり、、、っとちょっと深刻な問題などもPOPに描かれ、ミステリーもあれば様々な恋愛模様も親子愛も描かれるというエンタメ要素満載の小説だ。作者は大沼紀子。

2011年から2017年は、本好きの親戚の子が中高生時代。私がまよパンの話をしたら読みたい!と言われ、新刊が出るたびに私が買って、読み終わったら彼女に譲る、という交流で余裕ある大人の叔母さんを自己演出していたため、今手元にはない。そもそも普通にプレゼントすればいいんだけどね(苦笑

実はまた読みたいから、改めて揃えたいなぁっと思っている。

う〜〜。我ながら、このコレクター気質をどうにかしたい(汗!!

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