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【映画】なぜゾンビ?の謎が分かる人は教えて~ - 屍人荘の殺人 -

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なぜかゾンビが流行中?!

 radikoはタイムフリーというありがたい機能があるのでライブ聴取しなくても放送後一週間の間で好きな時間に好きな番組を聴くことができる。「さーて、菅田将暉くんのオールナイトニッポンでも聴きながらブログでも書こうか」とradikoを開いたら、なんと12月17日は菅田くんに代わって中村倫也くんじゃあないですか。聴けば「菅田はズル休み」と中村くん(笑)。ワーイ!なんともグッドタイミングだ・・・というのも、ちょうど『屍人荘の殺人』について書こうと思ってたから。

 『屍人荘の殺人』は、神紅大学のミステリ愛好会の会長 明智恭介中村倫也)と葉村譲神木隆之介)、同大学の探偵少女、剣崎比留子(浜辺美波)が、ある怪事件に巻き込まれる推理ミステリー。現在上映中なのでネタバレしないように気をつけるね。

 いったん、話を変えよう。

 秋~年末までは映画のハイシーズン。「芸術の秋」というくらいだから当然なのだろうが、秋は観たい映画がたくさんありすぎるウハウハなシーズンである。その「みたいリスト」の中に実は『ゾンビランド2』があることは、いまのところ誰にも話していない。(あ、ここで言っちゃったか。笑)

 ここのところ、ゾンビモノが多くないですか?それって『カメ止め』の影響?!

 最近、なんだかTVドラマでも、映画でもゾンビがあっちこっちで登場している気がする。私としては、このゾンビ人気に火をつけたのは『カメ止め』よりも『ゾンビランド』(2010年日本公開)なんじゃないか?と思っている…。

 ゾンビが登場すると恐怖感よりも、あの独特のパフォーマンスでエンタメに分類される面白さがある。一応「怖いもの」に分類されるのだけれど、怖くなりすぎず、ホラーが苦手な私でも楽しめる。キョンシーみたいな感じ?なんと言ってもゾンビをエンタメ界の人気者にしたM・ジャクソン『スリラー』による功績は大きい。

 さてさてそんなわけで、まだ『ゾンビランド2』は観ていない。そんな私の「おかしなゾンビモノを観たい」というニーズを、思いがけず叶えてしまったのが『屍人荘の殺人』である。

 映画館の宣伝ショートムービーでは、ゾンビがそんなに登場するって感じじゃないし、原作は読んでいないし、事前情報を入手していない(観る前は基本的にあらすじに極力触れないことにしている)から、劇中のゾンビ登場にちょっと驚いた。

 

 映画のあらすじは言わないが、ゾンビがむちゃむちゃ登場することだけここで言っちゃうね。で、面白かったですよ、映画。

 浜辺美波ちゃんは、ホントに可愛いっす。名探偵なのだけれど、天然なキャラクターが美波ちゃんのイメージにピッタリだ。ちょっと舌足らずな話し方とか、とにもかくにもカワイイ。カワイイ浜辺美波ちゃんが、ロリータファッションで登場するんだから、それだけでも満足です。そこに神木隆之介くんの可愛さとの相乗効果。だからエグいゾンビがたくさん出てきても、ちゃーんと中和される。

 中村くんが演じる明智は、その名が表すようにこの物語のキーパーソンなのだけれど、「え?」「マジ?」と言ってしまうほど呆気なく…。(その理由を知りたい方はぜひ映画を観てね)ちなみに私はけっこう早い段階で、物語の先が分かっちゃった。ふだんは全く分からないんだけど、だいぶ私もTOMOさんに近づいているか?笑

 とくに推理モノの場合は、楽しみたいのであまりタネ明かしについて考えないし、単純にまっさらな状態で観てラストのネタばらしで驚くことが多いのだけれど、『屍人荘の殺人』はなぜか途中で物語の結末がふと頭に浮かんでしまった。しかも、相当早い段階で。ついに私も「ドラマニア」に?」と、一人で笑ってしまった。

 

 きっと原作本を読むと、もっと明智のこととか事件の背景とかが分かるのだろう。

 

 でも、、、なぜ「ゾンビ?」

 バイオテロの犯人は?

 原作を読めばその理由も分かるのだろうか?

 

 ・・・とはいえ、映画は推理モノなので、何も考えずに観て欲しいと思う。

 

★みじん子レーダー【映画】屍人荘の殺人

●ドラマティック度:★★★☆☆

●鑑賞後の心地良さ:★★☆☆☆

●ドラマの重量感:★★☆☆☆

●涙活度:☆☆☆☆

★ゾンビモノが好きな人にもオススメ!軽快なミステリーが楽しめる120分