活動自粛が相次ぐエンタメ界、どうすりゃええのん?!
ねぇ、尾身くん、オミクロンはどうなるの?
先日、ボーッとテレビをみていたら、政府対策分科会の尾身会長のことを、アナウンサーがうっかり、
「オミクロ・・・、あ、尾身会長が・・・」
と言っていて吹いちゃった。(アナウンサーさん、笑っちゃってごめんなさい)
もう、尾身さんなのかオミクロンなのかわかんなくなるほど、わけわからんちんな世の中になっていると思うのは自分だけだろうか?
新型コロナウィルスは、感染拡大とともに変異を続け、いまはオミクロン株がキャンペーン中のように感染が広げている。
政府としては、マイナンバーカードの普及がオミクロンのように広がってくれたらいいのに…って思っているだろうな…という皮肉に満ちた独り言をつぶやいているところだ。
番組内の学級閉鎖状態
自由な発言が抑制されて、無難で隙の無い模範解答が求められている地上波テレビ局だけれど、松ちゃんが珍しく声高に、
と言っているのに、激しく同意。
というのも、オミクロン株の感染力は強く、芸能界でも感染が拡大して、濃厚接触者と判定されたら検査で陰性でも、急遽、出演を見合わせる人が次々とでていて、制作側や関係者はどれだけ混乱していることか…心配でしかたない。
あの人もお休み、この人もお休み、、、朝の情報番組『ラヴィット』のレギュラー出演者5組中4組がピンチヒッターに変わるとは、まさに緊急事態。いま、コロナと全く関係のない芸人さんは仕事が殺到しているだろう。
松ちゃんが、濃厚接触者と判断された場合はPCR検査が陰性でも外出禁止になるのはおかしい、と言うのは当然のこと。(スタッフや出演者はすごく大変だと思う)
オミクロン株が出始めると日本はすぐに水際対策をしたものの、結局、感染は止められなかった・・・。ということは、そういう性質のものなのではないかな、と。
そろそろ、「やりようによっては”感染拡大は止められる”」という思い込みは、諦めたらいいのではないか、と思うんだけど・・・。おかしいかなぁ・・・。
老若男女すべてを統一するのは無理がある
もちろん、ハイリスクの人は感染しないことが重要だ。
そういう人は個々人でしっかり対策をすればいいと思う。そして、本人に不安がある場合は、本人が安心できるような生活を確保させてあげればいい。
でも、経済活動に携わっていて、「こんな中でも仕事頑張ろう」と思っている健康な人が活動を止めなくてはならないのか、それを納得できる根拠を示してもらわないと、我々はいつまでも「怯え続ける」しかない。
口裂け女伝説におびえた社会を思い出した
その昔、「口裂け女」が子どもを襲う・・・というウワサによって社会が大混乱したことを思い出す。
当時、私は小学校1年?2年?ぐらいで、校庭で遊ぶ子どもたちを先生がいつも見守って、下校もバラバラではなく一斉にエリア別に教師が付き添ったりした。・・・口裂け女に襲われないように!!!
こんなことがマジであった。
これがマジョリティの法則なのだろうか。
なんか、尋常でない怯え方は、あの頃を思い出してしまう。
安心してエンタメを楽しめる世の中を
楽しみにしていたイベントが中止になったときの残念っぷりは、生きる意欲さえ奪われる。
別に楽しいわけじゃない日常、ストレス、プレッシャー・・・気持ちが滅入るような現実に、エンタメは一筋の光であり生きる希望なのである。
いつかは落ち着く、ことが分かっているのである。(これまでのデータによれば、勢いがあれば収束も早い)
「しない」ばかりに憑かれていないで、「できる」ほうに思考を広げて、それを実行できるエンタメ界であって欲しい。
だって、あんな中でオリンピック・パラリンピックはやったでしょ?