エンタメ愛が止まらない!! リターンズ

愛するエンタメを語りつくせ!!

【映画】ダイアン・レインがかっこいい!『ストリート・オブ・ファイヤー』

f:id:entame-lover:20220221120323p:plain

マイケル・パレもかっこいいのよぉ〜〜〜♪

まだまだあります、ワクワクしたハリウッド映画!

 

今回は、1984年公開のストリート・オブ・ファイヤー

物語はとっても単純なおはなしで90分ちょっとの映画なんだけど、ゾクゾクするほどかっこいいシーンがいくつもあって忘れられない映画の一つ。

 

人気ロック歌手エレン(ダイアン・レイン)が地元での凱旋ライブ中にストリートギャング「ボンバーズ」に拉致され、彼女の奪還に雇われたトム(マイケル・パレ)が彼女を救い出す。トムとエレンは元恋人同士。当然、再開した二人の心は揺れ動くわよね!

それでハッピーエンドとなるわけじゃなく、面目をつぶされたボンバーズが街の襲撃を計画。ボンバーズのボスとトムが一騎討ちすることになり、トムが勝利。ボンバーズは去り、街に平和が戻る。

今度こそハッピーエンド!?っともならず、、、、二人はそれぞれの道を歩むという選択をする・・・

ってな感じ。これ以上でも以下でもない、単純明快なお話なんだけど、、、。

(西部劇の形式を踏襲したロック&アクション映画、というジャンルらしい)

 

なんだろうねぇ〜、あのかっこよさ!!!

ダイアン・レインのライブシーンが、とにかくかっこいい!!!!

歌は吹き替えなんだけど、、、

口パクでも、ものすご〜〜〜っくかっこいいのだ!

♪Tonight Is What It Means to Be Young

は、特に、大好きだった!

(邦題だと「今夜は青春」なんだって。この邦題はいただけない(苦笑)

私の歌い方は何を歌っても「童謡」っぽくなってしまって、ロックなんて(ましてや英語でなんて)歌えないんだけど。この曲をかっこよく歌えたら・・・・っと思ったものだ。

 

そしてそして、マイケル・パレも色気あり男気ありでたまらないかっこよさ!

その二人のラブシーン!ぎゃお〜〜ん!美しすぎるぅ〜〜〜♪

 

ロックとアクションの融合で、映画としては短めだけど、ちょっと長いMVって言ってもいいかもしれない!

 

この映画の時は、ダイアン・レインに憧れたなぁ〜〜。

あんなかっこいい女性になりたい!!ってさぁ〜〜。

 

どうも私は子供の頃から、真逆のタイプの女性にあこがれてしまう癖があり。

(みんなそうかな?ないものねだり?)

子供の頃はルパン三世を翻弄するナイスバディ峰不二子に。

思春期の頃はアンニュイな雰囲気がたまらなく好きで桃井かおりに。

大人になってからは、あの凛とした美しさに魅了されて天海祐希に。

ハリウッド女優なら、ダイアン・レインジョディー・フォスターが憧れだった。

 

ナイスバディでもなく、アンニュイでもなく、凛ともせず・・・。彼女らの要素は何一つ身につけることはできずに今に至るけれど(苦笑

 

楽しく生きているので、まぁ、この人生も良しとしよう!!

 

【映画】邦題が絶妙だったのね(涙!『旅立ちの時』

f:id:entame-lover:20220218143637p:plain

いつまで逃げ続けるのかな・・・

またまたTOMOです。懐かしのハリウッド映画が続きます!

 

1988年公開の『旅立ちの時』

主演は、今は亡きリヴァー・フェニックスくん。

ゆったりした風景とクラシック音楽が融合し、とにかく美しかったリヴァー・フェニックスくんの憂いを帯びた佇まいが印象的な、家族愛とほろ苦い青春の物語。

 

両親と弟と共にニュージャージーに引っ越してきたダニー(リヴァー)。とても仲の良い家族なのだけれど、彼らには秘密がある。両親はかつて反戦運動のために爆破テロを起こした活動家でFBIに指名手配されている。そのため、何度も名前や髪型を変えながら引っ越し・転校を繰り返し、FBIから逃げ続けているのだ。

そんな生活の中で思春期を迎えているダニーは、転校先の音楽教師にピアノの才能を見出され、音大受験を勧められる。友人ともあまり親しくならないようにしてきた人生だけれど、ここでは淡い恋もしてしまう。

ダニーの『旅立ちの時』が迫っている・・・。

・・・・・

大・大・大好きな映画の一つなので、「好きな映画は?」っと聞かれれば必ずリストにあげる1本なんだけど、意外と知られていなくって。ググってみるとファンはたくさんいるみたいなんだけどね〜〜。

2015年の邦画『at home アットホーム』に主演した竹野内豊さまが、当時、「この映画の撮影前に、ふと思い浮かんだ家族の映画が『旅立ちの時』だった」というインタビュー記事を読んで「きゃぁ〜!竹野内くんも私と同じ映画が好きだったのね!!!」っと勝手に興奮してしまった(苦笑

 

リヴァー・フェニックスといえば『スタンド・バイ・ミー』が一番に思い浮かぶのかな?と思うんだけど、私は『旅立ちの時』が一番好きなのよねぇ〜〜。

っと作品に恋しているくせに、私は、今の今まで邦題しか把握していなかった。

記事を書くにあたり、自分の記憶に間違いがないかどうか一応、調べるじゃない?

そこで初めて目に付いた原題。

Running on Empty

英語が苦手な私が直訳すると「空っぽで走っている」???

そんなわけないじゃん〜〜、っと、この英語をググってみる。

いわゆる辞書的には「run on empty」

1 うまくいかない,低空飛行のままだ
2 (資金などが)底をついている,火の車だ

と出てくる。

う〜ん、あまりしっくりこない。

 

英会話の例文として「I'm now running on empty!」が見つかり、その使い方は

「本来の車以外にも、人や動物が空腹の状態で走るということも表し、更に転じて、エネルギーや意欲が足りない状態のまま続けるという意味で用いられます。」

とあった。

う〜〜ん、これも、映画の雰囲気には合わないなぁっと思えてしまう。

 

ちなみに、ジャクソン・ブラウンの『Running on Empty』という曲の邦題は『孤独なランナー』。

 

英語って、同じ言葉でもその言い方やニュアンス、使う場面によって意味が違ったりするでしょ?ニュアンスを汲み取って和訳するのって、難しいよねぇ〜(汗!

 

でも、映画のタイトルをつけた人は、この映画が『Runnning on Empty』っぽ!って思ったわけで。

このタイトルのままだったら、ニュアンスを汲み取れない私は見ようとさえ思わなかったかもしれない。

邦題『旅立ちの時』は、この映画にピッタリだと思うのだ!

ぜひぜひ作品を見て、ダニーの「旅立ちの時」がいつ、どんな形でやってくるのか、見守ってほしい!

 

それにしても、リヴァー・フェニックスくん、、、。

もう何年も前になるけどさぁ〜〜。

若くして薬物中毒なんかで死んでしまって、、、。

本当に素敵な俳優さんだったのになぁ〜〜〜。

 

 

【映画】サントラだけでアガるぅ〜!『フットルース』

f:id:entame-lover:20220211125134p:plain

気ままに行こうぜぃ〜〜〜♪

アウトサイダー』の記事を書いたら、当時夢中になったハリウッド映画の記憶が次々と溢れ出てきてしまった!ってことで、今回は1984年公開の『フットルース』で〜す!

 

今更ながら時の流れの速さに驚くのだけれど。。。

1984年!、、38年前(驚!?

マジですか?って感じだわぁ。。。

アウトサイダー』と1年しか違わないんだもん、そりゃ古い映画ってことよね、とは思うんだけどさ。自分の中で『アウトサイダー』はリバイバルで見た映画だから古くて当たり前って印象で。『フットルース』はちゃんと公開時に映画館に何度も観に行ってたので、、、もうちょっと近い感覚だったのよねぇ〜〜(汗!

 

物語の舞台はアメリカ中西部の田舎町(架空の町)。

シカゴから転校してきた高校生レン(ケビン・ベーコン)は、ロックもダンスも禁止されているという町の閉塞感に馴染めず孤立してしまっている。

「ロック・ダンス」禁止を先導しているのは町の教会の牧師ショー・ムーア。

ショーの息子は事故で亡くなっており、もっと厳しく教育していれば息子は死ななかったという思いから、子供たちを堕落させる元凶として「ロックやダンス」を禁じることを提案、町の大人たちがそれに賛同している、といった状況。

ショーの娘でレンと同級生のエリエルは、そんな父親にウンザリして反発している。

レンとエリエルが出会い、惹かれ行く中で、大人たちが決めた理不尽なルールから自由を勝ち取り、歌やダンスに溢れた明るい卒業パーティーを開こうと奮闘する、、、

という、至って分かりやすい青春ストーリー(笑

 

この映画を大いに盛り上げているのが数多くの挿入歌

ミュージカル映画ってわけではないんだけど、劇中音楽がとにかくいい!!!

映画とともにサントラ盤が大ヒットした。

当時、サントラ盤レコードをレンタルして、カセットテープにダビングして、歌詞カードを手書きで書き写して、、、聴きまくっていた(笑

昔は何をするのも手間がかかったのよねぇ(苦笑

(もちろんコピー機くらいはあったけど、お金出してコピーするくらいなら手書きで写すのが私のやり方だった)

まずは、ケニー・ロギンスが歌う主題歌「フットルース

前奏の「ディンディ,ディンディ,ディンディ,ディンディ,ディンディン・・」を聴いただけで沸く!

・・・あれは22年くらい前。

私がまだ会社に勤めていた時のこと。社内に流れていたラジオから、この『ディンディ,ディンディ、、」が聴こえてきて、「わ〜〜〜!懐かしい!!!」って盛り上がったら、、、10歳年下の社員に「なんですか?これ?」っと聞かれてズッコケた、という思い出もあったりして(笑。

10年一昔とはよく言ったものだ。

同じ会社に勤める大人同士でも10年違うと歴史が違うのよねぇ(汗

確かにそうよね、映画が38年前で、年下くんとの会話が22年前だとしたら、映画公開時からその時点で16年経ってしまっているということだ。もちろん社会人になってたんだから、年下くんだって映画公開時には生まれていたはずだけど。せいぜい小学生ってことだもんねぇ〜〜。

 

はぁ〜〜(苦笑

気を取り直して。当時の私がアルバムの中で一番好きだったのは

「パラダイス〜愛のテーマ〜」(歌:アン・ウィルソン&マイク・レノ)

劇中ではレンとエリエルが空き地で、遠くの会場の中から聞こえる微かな音楽を聴きながら静かにダンスを踊るシーンで使われているバラード曲。

私にも夢見る夢子ちゃんだった時代があるからねぇ〜〜。

好きな男の子と二人っきりで、誰も見ていないところで素敵な音楽をBGMに静かに踊るなんて、、夢みたいじゃ〜ん!!!

♪(サビ部分)

Oh Almost paradise
We're knockin' on heaven's door
Almost paradise
How could we ask for more?
I swear that I can see forever in your eyes
Paradise〜〜〜〜

英語が苦手でも何となく雰囲気が伝わる歌詞だったし、バラードだから歌いやすいでしょ?

ロック調の英語曲は口が回らないから鼻歌になっちゃうけど、この曲だけは英語で歌えて、ちょっと英語ができる気分に浸れた(苦笑

 

とにかくフットルースのサントラ盤はどの曲もかっこいいので是非聴いてみてほしい。

日本のドラマ主題歌にも複数採用されてます(カバー曲含む)。

・「パラダイス〜愛のテーマ〜」は原曲が『金曜日の妻たちへ2』の主題歌に。

・「ヒーロー」原曲はボニー・タイラー、カバー曲は麻倉未稀が歌い『スクールウォーズ』の主題歌に。

・「Never」はカバー曲をMIEが歌い『不良少女と呼ばれて』の主題歌に。

 

『不良少女と呼ばれて』も懐かしい!!!

いずれ書こうかな?

 

さてさて、とにかく私は単純な女である。

この映画に触発されたというか、何というか、、、。なんだかムクムク〜〜っと、「今の自分から、どこかに跳び出したい!!!自由に羽ばたきたい!!!!」みたいな欲求が音楽とともに溢れてきて。マット・ディロンに恋している時期でもあったし。。。

「パラダイス」を英語で歌えてちょっといい気になってるくらいの英語力のまま、短大の夏休みを利用してアメリカでのホームステイを計画。

我が家の親もなかなかの堅物で、「女の子がバイトなんて!」「女の子が一人で海外なんて!」っと、やることなすことに反対されながら、せっせと渡航資金を稼ぎ、意思を貫き通して、無事に1ヶ月のホームステイを決行。すったもんだの『真夏の大冒険』をしたのであった(笑

・・・・・

とりあえず、英語で歌える程度の語学力で一人旅をするのはお勧めしません(笑
現地でとても苦労します!

自分の国のことも訪問する国のこともキチンと学んで行った方が絶対にいいです!

 

とは言え、、、。

 

若さゆえ、そして、モノを知らないからこその勢いで、普段の私なら絶対にできない大胆な行動をとれたことは、今となっては、ちょっとした心の財産でもあり・・・。

準備万端整うのを待ってたらできないこともあるかもしれないもんね!

やっぱり勢いも大切かも!!!

【映画】当時、マット・ディロンに夢中だった!『アウトサイダー』

f:id:entame-lover:20220201153602p:plain

いつまでも黄金でいて・・・

嵐を筆頭に、私には大好きな日本のアイドルや俳優さんがいっぱいいて、現在は海外勢に目を向ける時間も余裕もなく、みじんこさんが次々に紹介してくれる韓流ドラマにも手を出せずにいるのだけれど。

かつて私は、ハリウッド映画に夢中になっていた時期がある。

その筆頭が、1983年公開された『アウトサイダー』。

と言っても私が見たのは公開時ではなく、リバイバル映画の上映館でだった。

地元を離れ短大に入学したばかりの頃は、休みの日に一緒に遊ぶ友達もいなくて。家にいてもつまらない。ちょっと調べたら、東京では田舎の映画館では見られなかった映画があっちでもこっちでも見られるじゃないか(驚!

あ、もちろん、当時はインターネットもスマホもないので、雑誌とかで調べたんだけど。

なんで最初に『アウトサイダー』を選んだのかは覚えていないんだけど、とにかく、一人で高田馬場あたりの古い映画館に行き、この映画にドッキュ〜〜〜ン!!!ズバ〜〜〜ン!!!っと恋してしまったのだ(笑

 

物語の舞台はオクラホマ州タルサ。

貧困層のグループ「グリース」と富裕層のグループ「ソッシュ」の対立を軸に、それぞれの少年たちの熱く儚く苦い青春の日々が描かれている。

まず、「グリース」のメンバーがすごい!

と言っても若い人には「だれ?」って感じの人もいるだろうけど、『アウトサイダー』以降のハリウッド映画には、なくてはならないメンバーばかり。

・語り手でもあるポニーボーイ(C・トーマス・ハウエル

・物語を決定付ける事件の当事者となるジョニー(ラルフ・マッチオ

・施設帰りで常に不良らしく振る舞っているが人一倍仲間思いのダラス(マット・ディロン

・ポニーボーイの長兄・ダリー(パトリック・スウェイジ

・ポニーボーイの次兄・ソーダポップ(ロブ・ロウ

・ツー・ビット(エミリオ・エステベス

・スティーブ(トム・クルーズ

 

アウトサイダー』以降に私が見た映画の中での彼らの代表作は、

ラルフ・マッチオは初代の「ベスト・キッド」。

マット・ディロンは「ランブル・フィッシュ」。

パトリック・スウェイジは「ゴースト/ニューヨークの幻」。

ロブ・ロウは「コンタクト」。

トム・クルーズは改めて語るまでもないだろうけれど「トップガン」他多数。

 

「ソッシュ」側では、ダイアン・レインレイフ・ギャレットもキーパーソンとして出演している。

ダイアン・レインは「ストリート・オブ・ファイヤー」。

田原トシちゃんのデビュー曲『哀愁でいと』は、レイフ・ギャレットの「New York City Nights」のカバー曲である。

 

この頃のアイドル並みの人気を博した若手ハリウッドスターたちは、YA(ヤング・アダルト)スターと呼ばれていた。「ヤング・アダルト」ってどういう命名?って思うけど(笑

 

さて、物語は。

生活のために働かなければならない「グリース」と親のお金で遊び回る「ソッシュ」。

会えば小競り合いしながらも均衡を保っていたが、ある夜の公園で、グリースの中でも年少の二人であるポニーボーイとジョニーがソッシュに絡まれ、リンチにかけられてしまう。

度を越したリンチからポニーボーイを救おうと、ジョニーは護身用に持っていたナイフでソッシュのメンバー・ボブを夢中で刺してしまう。

兄貴分のダラスに相談すると、ダラスはほとぼりが冷めるまで街を出るように指示。

二人は貨物列車に潜り込んで街から逃げ、古い教会に身を潜める。

逃亡中とは言え、ほんのひととき、暴力のない穏やかな日々を過ごす二人。

そこで美しい朝焼けを目にして、静かに一編の美しい詩を暗唱するポニーボーイ。「黄金は色褪せる・・・」。

しかし、穏やかな日々は長くは続かず、さらなる悲劇へと向かってしまう・・・。

・・・・・・・・・

ものすご〜〜〜〜く冷めた言い方をすると、結局、不良同士のくだらないイザコザじゃん(怒!なんだけど。

どんなに不幸な生い立ちでも、まともに生きてる人もいるもんね。

家庭環境や地域性を言い訳にして何をしてもいいということではないと、十分大人になった私は分かっちゃいるけれど。

 

悪ぶってはいても、みんないい子なのよぉ(涙!

なんとかしてそれぞれの運命から救い出してあげたくなっちゃうのよぉ〜〜〜!!!

 

スティービー・ワンダーが歌う主題歌「Stay Gold」がまた堪らない!!!

スティービー・ワンダーの歌声と共にエンドロールで流れる回想シーンが切なくて、更なる涙を誘うのだ(泣!!!!!

輝きはそのままに・・・

 

兎にも角にも、この映画に恋をして、さらにマット・ディロンに激しく恋をして!

当時のリバイバル映画館は入れ替え制じゃなくて、たしか500円くらいの入場券で一日中居座っていられた。他のマット・ディロン作品と2本立てとか3本立てとかでやってたから、マクドナルドでハンバーガーを買って入り(飲食も自由だった)、とにかく朝から晩まで居座って繰り返し見て繰り返し泣いて(笑。

その映画館での上映が終わってしまったら、他でやっている映画館を探しまくり、果てはどこぞの大学の学園祭で上映してたところにも出かけて行った。

 

一日中映画館で洋画を繰り返し見ていると、外に出ても周りの声が英語に聞こえたりして(笑

一時はマジで国際結婚を夢見たものだ。

我ながら、つくづく単純な女である(苦笑

自宅でNetflixザ・クラウンを一日中見ていても、周りの声が英語に聞こえたことはなかったので、、、、

あの感覚は若さ故なのかしら?

映画館マジックかしら?

今となってはどんなに好きな映画でも、一日中同じ椅子に座ってじっとしていられる自信もないけれど(腰だの肩だの足だの目だの、疲れる箇所がいっぱいある(苦笑))。

あんな風にどっぷり映画に浸かる日々も楽しかったなぁっと思う今日この頃です!

【小説】動物好きには堪らないハズ!『獣の奏者』

f:id:entame-lover:20220130163645p:plain

アニメもコミックも見たことないんだけど・・・

昨年の夏頃公開予定のはずだったアニメ映画『鹿の王』が、コロナ禍による公開延期を経て、2月4日にようやく公開されることになったそうだ。世の中はまたしても感染拡大中だけど、今度こそ無事に公開できるといいね!

原作は上橋菜穂子さん。

私は精霊の守り人を読んで上橋さんの作品の大ファンになり、その後、獣の奏者と出会って、その物語の世界にどハマりした!

小説を読んだ後で既にアニメやコミックになっていたことを知ったのだけれど、そちらは見ていない。私が頭の中で描いていた世界観とアニメはかなり違っている気がして今後もみる予定はないのだけれど、私の頭の中のイメージをイラストにする力量がなかったので、添付のイラストはコミック版のイラストをお手本にさせていただきました。

小説『獣の奏者』は

 1.闘蛇編 2.王獣編 3.探求編 4.完結編 5.外伝 刹那

の全5巻。

「リョザ神王国」という異世界が舞台。ファンタジー世界なので説明が難しいのだけれど、国と王を守護するため(いわゆる軍事利用)に飼われている<闘蛇>、決して人に馴れず、また、馴らしてはいけないとされる聖なる獣<王獣>がいる世界だ。

<闘蛇>を飼育する「闘蛇衆」の中で育ったエリンは、闘蛇の中でも特に強力な<牙>の死の責任を取らされ処刑される母・ソヨン(獣ノ医術師)の不思議な力によって難を逃れ、一人、<闘蛇>の背に乗せられて、知らない土地へ流れ着く。

エリンの波瀾万丈な人生の始まりである。

蜂飼いのジョウンに助けられ、彼の仕事を手伝いながら暮らすようになるのだが、ある日、山奥で野生の<王獣>と出会い、その姿に魅せられてしまう。

やがて母と同じ獣ノ医術師になろうと決意し、王獣保護場の学舎に入学。

傷ついた王獣の仔・リランを救いたい一心で献身的に治療にあたるうちに、リランと心が通じ合って行くエリン。「王獣は決して人に馴れず、また、馴らしてはいけない」のは何故なのか?

エリンを待ち受ける運命は如何に!?

・・・・・

アニメ版もコミック版も知らずに読んでいた私。

闘蛇も王獣も文字の描写だけで想像すると、とても恐ろしい生き物だ。
犬や猫のように人間に親しみを持ってくれるような雰囲気はまるでなく、いつ殺されてしまうか分からない恐怖の中で飼育したり保護したり???

う〜〜。ドキドキドキドキ。。。この世界、怖いよぉ〜〜〜。

っと思いながら読み進めていたのだが。。。

 

いつの間にか、エリンと王獣・リアンの絆に心打たれ、その関係が愛おしくて堪らなくなる。

さまざまな困難や命懸けの争いに巻き込まれ、辛い決断をしなければならない時もやってくるのだけれど、人と獣の間にも深い愛情と思いやりが育まれるのだと信じられ、、、、

・・・・・・

物語の世界に没入し、エリンに激しく感情移入してしまい涙腺崩壊!!

涙なしでは読み進められない、が、

涙で文字が見えないよぉ・・・(涙!

 

人と獣(動物)との温かな愛情あふれる物語というわけではなく、人間の愚かさや業の深さ、恐ろしさなど、それぞれの醜悪な部分もしっかり描かれていて、決して「あ〜面白かった!」で終われる物語ではない。

だけど。

やっぱり、この物語は美しい!

と思わずにはいられない。

 

 

映画『鹿の王』公開決定の報に触れ、小説『鹿の王』も面白かったので映画版も見てみたいなぁっと思ったのだけれど。

その前に、まずは大好きな『獣の奏者』をもう一度読み直そうかなぁ!

 

【ドラマ】スキャンダル連発!『ザ・クラウン(Netflix)』

f:id:entame-lover:20220130115740p:plain

王室は問題が山積みだぁ〜〜(汗!

日本の皇室が毎日のようにマスコミに取り上げられ、何やらゴタゴタしていた数ヶ月前。

「今見たら、絶対に面白いよ!」っと友達が勧めてくれた『ザ・クラウン』

その時見たNetflixのサムネイルは「お〜、どう見てもダイアナ妃!」ってやつだったので、てっきりダイアナ妃の誕生から離婚を経て悲しい事故までの物語なのかな?と思って見始めた。

とは言え、私の「地上波テレビドラマ優先&応援生活」は続いており、チラッと見たらシーズン4まであるじゃない!?これはちょっと完走は難しいかも、、、と思っていた。

結果、やっぱり数ヶ月かかってしまったけれど。

見応え十分、すっごく面白かったぁ〜〜〜〜!

 

まず、ダイアナさんはなかなか出てきません。

現・エリザベス女王の即位前くらいからスタート。

私がテレビなどで見ているエリザベス女王は、けっこう昔から「おばあちゃん」だったので、こんなに若くして女王になったのね!???っとまず驚く!即位時、25歳だって(驚!

 

ドラマを見る前に知識として知っていたイギリス王室は、やっぱりダイアナ妃が誕生してからの報道によるものがほとんどだった私。

 ・なんて素敵な結婚式!

 ・なんて美しいお姫様!

 ・なんて可愛らしい王子たち!

 ・幸せそうなご一家!

と、日本のテレビに取り上げられる「美しいところ」ばかりを信じていたのだが、

 ・えっ?不倫?

 ・えっ?離婚?

 ・えっ?えっ?えっ?

と、いつの間にかスキャンダラスな話題に切り替わり、最終的には真実が分からないままの交通事故死という悲劇のプリンセスとなってしまって。。。

こんな悲しいことはイギリス王室始まって以来なのだろうなぁ、、、なんて思っていたら、友達から「イギリス王室は昔からドロドロしてるんだよ」と教えられて驚いたことがある。

 

なるほどなるほど。
エリザベス女王が即位することになったのは父であるジョージ6世崩御したためなんだけど、そもそも通常通りなら父が国王になるはずではなかったのだ。

父の兄(エリザベスの叔父)、エドワード8世が国王に即位したものの、イングランド国教会が厳しく禁じている離婚歴のある女性を愛し、彼女との結婚を望んで退位してしまったため、エリザベスの父が急遽即位することになったらしい。

これ以前のことはドラマには出てこないから分からないけれど、現在私でも知っているイギリス王室にも、不倫を成就させて結婚してしまった皇太子がいるじゃない?

この時点で何世代にも渡ってスキャンダラスな一家であることが明白になった。

父が即位しなければエリザベスが女王になる可能性も低かったはずで、、、。

物語が進むにつれ、あっちにもこっちにもスキャンダラスな人生を選ぶ人物が続出する王家の人々。イギリス人の特徴なのか、「王家」という特殊な環境故なのか、「なぜ、ダメだと分かる方にばかり突き進むのか?」「なぜ、自分で選択した人生なのに特権だけは手放さないと主張できるのか?」などなど、一般庶民である私には理解不能な言動も多い。

そして、みんな諦めが悪い(苦笑

 

王家の人間模様に政治家たちの思惑なども加わり、世界史が苦手な私でも「あ、そんなことあったかも!?」とか「教科書で習ったかも?」っとイメージできる描写もあって。

もちろんフィクション部分もあるんだろうとは思うんだけど、英国版大河ドラマを見ている気分。しかも、特に後半の登場人物のほとんどは現存していて、今も歴史を作り続けている。彼らを演じるキャストたちは容姿もそこそこ似ていて、仕草や話し方なども「あ〜、そんな感じ!そんな感じ!」っていうくらいに、違和感がない程度に本人に寄せているので、ドキュメンタリーを見ているようでもある。

 

シーズン1・2はエリザベス女王誕生から始まり、フィリップ殿下との結婚生活、子育て、エリザベスの妹・マーガレット王女の恋愛や姉妹の確執などなどが描かれている。

テレビで初めて見た時からリアル・エリザベス女王は怖そうなおばあちゃんだったと記憶しているので、若かりし頃にこんなに苦労しながら、自分に与えられた運命と責務を全うしようと頑張った人なんだなぁ。

 

シーズン3・4は、それぞれの年齢がぐ〜んと上がり配役が総入れ替えになるため、しばらくはその違和感と戦うことになったが、時代としては私が生まれるちょっと前から1990年代くらいまでになるので、リアルに記憶がある出来事の裏にそんなことが!?っと言った驚きも楽しめた。

ダイアナ妃が登場するのはシーズン4なんだけど、、、カミラさんはシーズン3ですでにガッツリ登場している。・・・本当に、ダイアナに出会う前からの関係性だったんだねぇ。。。

 

このドラマでは、ダイアナ妃だけを特別に持ち上げるような描き方はしていないので、結婚生活が破綻した原因はチャールズのせいだけではないんだろうけど。。。

何はともあれ、チャールズは大嫌いになってしまった(苦笑

エリザベス女王も、チャールズに後を任せるのは難しいって思って、必死で長生きしてるのかしらねぇ???

ただ、チャールズがそういう人物になってしまったのは、母である前に女王であった母親と、その夫で卑屈に過ごしていた父親から十分な愛情を得られずに育ったという背景も影響しているのかもしれないけれど、、、。

王家に生まれてしまったり結婚で王家の一員になった人々は、それぞれの立場によって、庶民には理解し難い重圧や苦悩や不満や不自由や悩みがあるんだろうけどさぁ、、、それぞれが互いの立場を慮って愛情を持って支え合うってことは出来ないものかしらねぇ、、、。

 

今のところ、ドラマはチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚が破綻しそうなところまで(最初から破綻していた感じだけど)で、どうやら今年中にシーズン5が配信されるらしい。またキャストが変わるみたいだ(汗!

ダイアナ妃が悲しい最後を迎えるのは分かっているので、明るい展開になるのは難しいかもしれないけれど、少なくともウィリアム王子のところは平和そうじゃない?

ヘンリー王子のほうはちょっとゴタついてはいるけれど夫婦仲が悪いわけじゃなさそうだし(苦笑

 

最終的にどのあたりの出来事までが描かれる予定なのか分からないけれど。

 

次のシーズンも楽しみに待ちたいと思う!