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【映画】当時、マット・ディロンに夢中だった!『アウトサイダー』

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いつまでも黄金でいて・・・

嵐を筆頭に、私には大好きな日本のアイドルや俳優さんがいっぱいいて、現在は海外勢に目を向ける時間も余裕もなく、みじんこさんが次々に紹介してくれる韓流ドラマにも手を出せずにいるのだけれど。

かつて私は、ハリウッド映画に夢中になっていた時期がある。

その筆頭が、1983年公開された『アウトサイダー』。

と言っても私が見たのは公開時ではなく、リバイバル映画の上映館でだった。

地元を離れ短大に入学したばかりの頃は、休みの日に一緒に遊ぶ友達もいなくて。家にいてもつまらない。ちょっと調べたら、東京では田舎の映画館では見られなかった映画があっちでもこっちでも見られるじゃないか(驚!

あ、もちろん、当時はインターネットもスマホもないので、雑誌とかで調べたんだけど。

なんで最初に『アウトサイダー』を選んだのかは覚えていないんだけど、とにかく、一人で高田馬場あたりの古い映画館に行き、この映画にドッキュ〜〜〜ン!!!ズバ〜〜〜ン!!!っと恋してしまったのだ(笑

 

物語の舞台はオクラホマ州タルサ。

貧困層のグループ「グリース」と富裕層のグループ「ソッシュ」の対立を軸に、それぞれの少年たちの熱く儚く苦い青春の日々が描かれている。

まず、「グリース」のメンバーがすごい!

と言っても若い人には「だれ?」って感じの人もいるだろうけど、『アウトサイダー』以降のハリウッド映画には、なくてはならないメンバーばかり。

・語り手でもあるポニーボーイ(C・トーマス・ハウエル

・物語を決定付ける事件の当事者となるジョニー(ラルフ・マッチオ

・施設帰りで常に不良らしく振る舞っているが人一倍仲間思いのダラス(マット・ディロン

・ポニーボーイの長兄・ダリー(パトリック・スウェイジ

・ポニーボーイの次兄・ソーダポップ(ロブ・ロウ

・ツー・ビット(エミリオ・エステベス

・スティーブ(トム・クルーズ

 

アウトサイダー』以降に私が見た映画の中での彼らの代表作は、

ラルフ・マッチオは初代の「ベスト・キッド」。

マット・ディロンは「ランブル・フィッシュ」。

パトリック・スウェイジは「ゴースト/ニューヨークの幻」。

ロブ・ロウは「コンタクト」。

トム・クルーズは改めて語るまでもないだろうけれど「トップガン」他多数。

 

「ソッシュ」側では、ダイアン・レインレイフ・ギャレットもキーパーソンとして出演している。

ダイアン・レインは「ストリート・オブ・ファイヤー」。

田原トシちゃんのデビュー曲『哀愁でいと』は、レイフ・ギャレットの「New York City Nights」のカバー曲である。

 

この頃のアイドル並みの人気を博した若手ハリウッドスターたちは、YA(ヤング・アダルト)スターと呼ばれていた。「ヤング・アダルト」ってどういう命名?って思うけど(笑

 

さて、物語は。

生活のために働かなければならない「グリース」と親のお金で遊び回る「ソッシュ」。

会えば小競り合いしながらも均衡を保っていたが、ある夜の公園で、グリースの中でも年少の二人であるポニーボーイとジョニーがソッシュに絡まれ、リンチにかけられてしまう。

度を越したリンチからポニーボーイを救おうと、ジョニーは護身用に持っていたナイフでソッシュのメンバー・ボブを夢中で刺してしまう。

兄貴分のダラスに相談すると、ダラスはほとぼりが冷めるまで街を出るように指示。

二人は貨物列車に潜り込んで街から逃げ、古い教会に身を潜める。

逃亡中とは言え、ほんのひととき、暴力のない穏やかな日々を過ごす二人。

そこで美しい朝焼けを目にして、静かに一編の美しい詩を暗唱するポニーボーイ。「黄金は色褪せる・・・」。

しかし、穏やかな日々は長くは続かず、さらなる悲劇へと向かってしまう・・・。

・・・・・・・・・

ものすご〜〜〜〜く冷めた言い方をすると、結局、不良同士のくだらないイザコザじゃん(怒!なんだけど。

どんなに不幸な生い立ちでも、まともに生きてる人もいるもんね。

家庭環境や地域性を言い訳にして何をしてもいいということではないと、十分大人になった私は分かっちゃいるけれど。

 

悪ぶってはいても、みんないい子なのよぉ(涙!

なんとかしてそれぞれの運命から救い出してあげたくなっちゃうのよぉ〜〜〜!!!

 

スティービー・ワンダーが歌う主題歌「Stay Gold」がまた堪らない!!!

スティービー・ワンダーの歌声と共にエンドロールで流れる回想シーンが切なくて、更なる涙を誘うのだ(泣!!!!!

輝きはそのままに・・・

 

兎にも角にも、この映画に恋をして、さらにマット・ディロンに激しく恋をして!

当時のリバイバル映画館は入れ替え制じゃなくて、たしか500円くらいの入場券で一日中居座っていられた。他のマット・ディロン作品と2本立てとか3本立てとかでやってたから、マクドナルドでハンバーガーを買って入り(飲食も自由だった)、とにかく朝から晩まで居座って繰り返し見て繰り返し泣いて(笑。

その映画館での上映が終わってしまったら、他でやっている映画館を探しまくり、果てはどこぞの大学の学園祭で上映してたところにも出かけて行った。

 

一日中映画館で洋画を繰り返し見ていると、外に出ても周りの声が英語に聞こえたりして(笑

一時はマジで国際結婚を夢見たものだ。

我ながら、つくづく単純な女である(苦笑

自宅でNetflixザ・クラウンを一日中見ていても、周りの声が英語に聞こえたことはなかったので、、、、

あの感覚は若さ故なのかしら?

映画館マジックかしら?

今となってはどんなに好きな映画でも、一日中同じ椅子に座ってじっとしていられる自信もないけれど(腰だの肩だの足だの目だの、疲れる箇所がいっぱいある(苦笑))。

あんな風にどっぷり映画に浸かる日々も楽しかったなぁっと思う今日この頃です!