【映画】邦題が絶妙だったのね(涙!『旅立ちの時』
またまたTOMOです。懐かしのハリウッド映画が続きます!
1988年公開の『旅立ちの時』。
主演は、今は亡きリヴァー・フェニックスくん。
ゆったりした風景とクラシック音楽が融合し、とにかく美しかったリヴァー・フェニックスくんの憂いを帯びた佇まいが印象的な、家族愛とほろ苦い青春の物語。
両親と弟と共にニュージャージーに引っ越してきたダニー(リヴァー)。とても仲の良い家族なのだけれど、彼らには秘密がある。両親はかつて反戦運動のために爆破テロを起こした活動家でFBIに指名手配されている。そのため、何度も名前や髪型を変えながら引っ越し・転校を繰り返し、FBIから逃げ続けているのだ。
そんな生活の中で思春期を迎えているダニーは、転校先の音楽教師にピアノの才能を見出され、音大受験を勧められる。友人ともあまり親しくならないようにしてきた人生だけれど、ここでは淡い恋もしてしまう。
ダニーの『旅立ちの時』が迫っている・・・。
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大・大・大好きな映画の一つなので、「好きな映画は?」っと聞かれれば必ずリストにあげる1本なんだけど、意外と知られていなくって。ググってみるとファンはたくさんいるみたいなんだけどね〜〜。
2015年の邦画『at home アットホーム』に主演した竹野内豊さまが、当時、「この映画の撮影前に、ふと思い浮かんだ家族の映画が『旅立ちの時』だった」というインタビュー記事を読んで「きゃぁ〜!竹野内くんも私と同じ映画が好きだったのね!!!」っと勝手に興奮してしまった(苦笑
リヴァー・フェニックスといえば『スタンド・バイ・ミー』が一番に思い浮かぶのかな?と思うんだけど、私は『旅立ちの時』が一番好きなのよねぇ〜〜。
っと作品に恋しているくせに、私は、今の今まで邦題しか把握していなかった。
記事を書くにあたり、自分の記憶に間違いがないかどうか一応、調べるじゃない?
そこで初めて目に付いた原題。
Running on Empty
英語が苦手な私が直訳すると「空っぽで走っている」???
そんなわけないじゃん〜〜、っと、この英語をググってみる。
いわゆる辞書的には「run on empty」
1 うまくいかない,低空飛行のままだ
2 (資金などが)底をついている,火の車だ
と出てくる。
う〜ん、あまりしっくりこない。
英会話の例文として「I'm now running on empty!」が見つかり、その使い方は
「本来の車以外にも、人や動物が空腹の状態で走るということも表し、更に転じて、エネルギーや意欲が足りない状態のまま続けるという意味で用いられます。」
とあった。
う〜〜ん、これも、映画の雰囲気には合わないなぁっと思えてしまう。
ちなみに、ジャクソン・ブラウンの『Running on Empty』という曲の邦題は『孤独なランナー』。
英語って、同じ言葉でもその言い方やニュアンス、使う場面によって意味が違ったりするでしょ?ニュアンスを汲み取って和訳するのって、難しいよねぇ〜(汗!
でも、映画のタイトルをつけた人は、この映画が『Runnning on Empty』っぽ!って思ったわけで。
このタイトルのままだったら、ニュアンスを汲み取れない私は見ようとさえ思わなかったかもしれない。
邦題『旅立ちの時』は、この映画にピッタリだと思うのだ!
ぜひぜひ作品を見て、ダニーの「旅立ちの時」がいつ、どんな形でやってくるのか、見守ってほしい!
それにしても、リヴァー・フェニックスくん、、、。
もう何年も前になるけどさぁ〜〜。
若くして薬物中毒なんかで死んでしまって、、、。
本当に素敵な俳優さんだったのになぁ〜〜〜。