【映画】誰かのためだから頑張れる…『浅田家!』
ず〜〜〜っと楽しみにしていた『浅田家!』。
10月2日の公開日初日に、みじん子さんと舞台挨拶中継付きの回を見てから数回の「焼き増し」を経て、、、、ここに書くまでにずいぶん日にちが経ってしまいました!
勝手に「自分は過去のドラマ担当」と思っているので、リアルタイムに上映中の映画について語るのは気が引けるのだけれど(ネタバレせずに上手に書ける自信がないので)、ニノの映画なんだから、っと私が書くことになり、おそらくみじんこさんは「いつになったらアップするんだ!?」っと思っていたことでしょう(苦笑
公開から2ヶ月経ってしまったけれど、まだ上映している映画館が結構あるようです!
明日からってところもあるみたい。
まだご覧になっていない方は是非ぜひ劇場でお楽しみください!
ニノが演じたのは写真家の浅田政志さん。
実話がベースになっているけれど過去の英雄ではなくて、おじいちゃんでもなくて、現在進行形で活躍されている方の半生というのが面白い。本人にも家族にも関係者にもリアルに話が聞けるわけで、、。
映画でたくさん登場する『本物そっくりに再現された家族写真』も、ニノが撮影する演技をしつつ、実際に撮っているのは浅田政志さんだったようだ。浅田政志さんは自分が撮った作品をキャストを変えて再現しているってことでしょ?
他人が彼の作品に寄せるだけなら分かるけど、自分で自分の過去作品に寄せていく作業って、、、しかも自分が入るべき場所に入っているのはニノで。それって撮影しながらどんな気分になるのかな〜!
プロの写真家さんだから「偶然撮れた奇跡の1枚」って素人みたいなことは無いのかもしれないけど、実際の被写体はあくまで一般人だったわけだから、あの時、あのタイミングだったから撮れた作品ってのもあったと思うのよ。
そのベストなタイミングを改めて再現する。しかも被写体はプロの役者さん。
どんな気分だったのかなぁ〜〜〜!
映画自体は壮大な物語というのでは無いのだけれど、
・目の前にいる誰かを喜ばせたい!
・ちょっとでも縁を結んだ人の幸福を願いたい!
、、、という身近な相手への優しさや愛情で溢れている。
一人の英雄譚ではなく、一人ひとりのできることはささやかでも、互いが互いの喜ぶ顔が見たいという、ただそれだけ。
奇を衒ってユニークな家族写真を撮ったわけではなく、それこそが家族が笑顔になれることだったから。
その姿勢は震災後のエピソードでも変わらない。
写真(や映像)には震災の悲惨な様子を切り取って世間に広め、記録として残すという役割もあるのだろうけれど、政志にはそれはできなくて。
ボランティアに混ざって写真洗浄と返却という作業に没頭していく。
被災地の惨状の中で必要なことなのかと迷いつつ、家族の写真を見つけて笑顔になる人々に癒されながら。
何度も「焼き増し」観覧をして見れば見るほど、政志だけでなく登場人物の誰もが、意図的にではなく自然に「目の前の誰かの笑顔」のために動いていて、言葉にしなくても互いに思いやり合い、感謝しあっている姿に心が洗われる。
大きなことを成し遂げる人も素晴らしいとは思うけれど、一人の英雄よりも自分の手の届く人々の笑顔のために動ける人がたくさんいて欲しい。
そしたらとっても優しい世の中になるだろうなぁ!
私もそんなふうに生きていきたいなぁ!
今年はコロナ禍にあり、人との接触を避けることが良しとされ、人との何気ない交流を持つことが難しくなってしまったけれど。
そして、どちらかというと、自分の権利の主張はして、他人の小さなミスを許さないという冷たさを感じることのほうが多いのだけれど。
我が身もそうなっていないかどうか振り返りつつ、『浅田家!』を見て洗われた心を大切にしていきたいなぁっと思う今日この頃である。
・・・・・・
余談ですが、、、。
10月の「浅田家!」公開に向けて発売されたニノ表紙の雑誌の数々を本屋さんで見た方も多いことでしょう。
いや〜〜〜〜、本当に大変でしたよ!!!
そのちょっと前から今に至るまで、嵐さん特集の雑誌もドシドシ出てるでしょ!?
雑誌の切り抜き。
学生の頃は熱心にやっておりましたよ、当時からオタクですからね。
でも大人になって、雑誌の切り抜きまで集めだすとキリがないので、ずっとやめていたわけです。
ところが、、、、
嵐さんがまもなく活動休止に入るじゃないですか〜。
だからこその嵐特集だらけなんでしょうから、、、。
もう、理性は吹っ飛んでいるわけです。本屋さんの棚で、嵐さんが微笑んでいるわけですよ。
買っちゃうじゃないですか〜〜〜(汗!
その上、ニノさん特集もドカドカあって。買っちゃうじゃないですか〜〜〜!!!
この2ヶ月くらいで大量に溜まってしまった雑誌の収納に困り、とうとうファイリング(苦笑
我が家の本棚の嵐コーナーに、60ポケットのファイルが一気に6冊並んでしまった!
まだ全部埋まってないファイルもあるんだけど、今月も特集号はいくつか出るみたいだから時間の問題だろう!
せっせと雑誌を切り抜いていると学生の頃を思い出す。
まさかこの年になっても同じことをしているとは思いもよらなかったけれど(苦笑
きれいに収まった本棚と、めくってもめくっても「嵐さんの笑顔」というファイルを眺めてニヤニヤしているTOMOなのでありました!