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【ドラマ】うん、高校生だもんね!配役に納得『エースをねらえ!』

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流行ったアニメで人気の部活が変わるよね〜

私が小学校高学年の頃、漫画やアニメの『エースをねらえ!』が女子の間で大人気となった。
原作:山本鈴美香さんのスポ根マンガ。

wikiで調べたら元々はもっと前、私が小学校低学年の頃に放送されていたらしい。その時は視聴率が取れなくて打ち切りとなったが再放送でバズり、『新・エースをねらえ!』としてリメイクされたんだって。知らなかった〜〜。

再放送でバズったアニメで思い出すのは『機動戦士ガンダム』。もちろん、初代。
私も再放送組。・・・あ、また脱線しそうだ!ガンダムの話はまたいずれ。

とにかく。

当時からしっかりミーハーだった私は『エースをねらえ!』にどハマりし、当然、中学の部活は「テニス部」一択。軟式テニス部しかなかったんだけど(今はソフトテニスと言うのかな?)、テニスに軟式・硬式があるなんてこともよく知らずに、ただただ「テニス部」だから入部してしまった。

当時の運動部はとにかく根性・根性・ド根性!
スパルタ教育も当たり前で、休むな、水は飲むな!の世界。

我がテニス部も例に漏れずでなかなかのスパルタ体質だったんだけど、入部前から「岡ひろみ」になりきっていた私、常に脳内では宗方コーチが叫んでいる。藤堂さんが励ましてくれて、お蝶夫人に憧れているのさ。我ながら良くやったよね〜、っと当時の自分を褒めてあげたい(笑

私は「岡ひろみ」なので、言われなくても早起きして自宅の庭で朝練。

お蝶夫人が「ひろみ、鏡を見て素振りなさい」って言うからさ〜。
庭に鏡はないからガラス窓を鏡に見立てて。
宗方コーチの言葉をいちいち思い出し、ひたすら頑張った中学時代・・・。

決して強い学校じゃなかったんだけど、他の部員や先生に内緒で私が脳内でコッソリやってるのは「エースをねらえ!ごっこ」だからね。球拾い中でも楽しいのさ!

あの当時、『ハチミツとクローバー』が流行ってたら美術部に、『のだめカンタービレ』が流行ってたら吹奏楽部に入ってたのは間違いない。

なぜなら私は運動が苦手で大嫌いなのだ(苦笑
足は遅いし体力ないし運動センスもない。リアル「岡ひろみ」にはなり得ない。

なのになぜ、あんなに一途に「テニス部」に入りたいと思えたんだろう?
中学時代のスパルタ指導でちょっとだけ上手くなり、他に思いつかないと言うだけの理由で高校でも短大でもテニスを続けたけれど、、、。

アニメの影響はだんだん薄れつつも、最後まで私の脳内で「岡ひろみごっこは続いていた。

宗方コーチが「より高く飛ぶためにはより低く身をかがめなければならない」と言うんだけど、この言葉は、今でも人生が思うように行かない苦しい時に頭をかすめ「今は低く身をかがめている時なんだ」っと励みになっている。

私は読んだことがないんだけど『スラムダンク』ファンの人たちが「諦めたらそこで試合終了ですよ」という言葉に力をもらうのと同じだ。

マンガやアニメの影響力は凄まじい!!!

っと、アニメにハマった話ばかりになってしまったけれど。

2004年1月〜、なぜ今!?というタイミングで『エースをねらえ!』がドラマ化された。

2000年代に入った頃は、すでにスポ根という観念は廃れていたんじゃないかなぁ?
スポーツを科学的に分析して、効率の良い指導法なども生み出され、水はしっかり飲みましょうになってたよね?
未だに運動部の体罰が問題になったりはするから、昔ながらの根性論で押し通している部活もあるのかもしれないけれど。

まあとにかく「エースをねらえ!が来年ドラマ化されるらしい」と聞いた時は驚いた。

岡ひろみの配役だけは予想が当たったんだ〜〜!

上戸彩ちゃん。

ここは間違いないと思ってた。
だけど、他の主要メンバーは・・・・
どう見たって高校生には見えないお蝶夫人やら藤堂さんやら尾崎さんやら、、、、
誰がやったらしっくりくるのか、全く想像がつかなかった(汗!

蓋を開けてみれば、、、

宗方コーチは内野聖陽

藤堂さんは吉沢悠。尾崎さんは石垣佑磨

そしてそしてお蝶夫人松本莉緒
なーるーほーどーね〜〜〜!!!である!
だよねだよね、高校生だもんね!
実際のお蝶夫人はきっとこのくらいの感じよぉ〜!

ちょっと大人びた高校生ならこのくらいの子はいるよね、っていう絶妙な感じで妙に納得できたお蝶夫人

さすがにトレーニングの様子はアニメやマンガとはだいぶ違っていたけれど、大筋は原作に忠実で、随所に原作を彷彿とさせるシーンが散りばめられていて。宗方コーチが「クモの巣柄の浴衣」を着ているシーンでは、笑うところじゃないんだけど大爆笑してしまった(笑

現代のリアル高校生に「エースをねらえ!」の世界観がどのように映るのかは分からないんだけど。私がひたすら脳内で遊んでいた「エースをねらえ!ごっこ」を、俳優さんたちがとにかく大真面目に演じてくれているのだ。

ちょっとこそばゆいのを我慢すれば、とっても面白いよ〜〜!