【ドラマ】万城目学の不思議ワールド!?『鹿男あをによし』
万城目学さん原作の不思議なドラマ『鹿男あをによし(2008年1月〜)』。
原作は読んだことはなく、玉木宏&綾瀬はるか!楽しそうじゃん〜〜♪とワクワクしながら初回放送を待ち望んでいた。
事前に内容もあまり調べず、真っ新な状態で視聴開始して、、。
え〜〜っと、あれ?鹿がしゃべりましたか???
これは一体、、。どんなお話なんでっしゃろう???
・・・・・・???
大学の研究室を追われ、仕方がなく奈良の女子高に赴任することになった小川(玉木宏)は子どもの頃からツキのない人生のため、何事も後ろ向きに考えてしまう性格で覇気がない。
下宿先には同じようにツキがなさそうなのに前向きな同僚・藤原道子(綾瀬はるか)も住んでいた。
赴任初日から遅刻をしてきた生徒・堀田イト(多部未華子)は小川に反抗的な態度をとる。
ため息ばかりの教師生活がスタートした小川だが、この後さらにありえない事態に巻き込まれていくことに。。。
人間語をしゃべる鹿、望まない役目(目の運び番)を鹿に命じられた小川、人間界で「目」は「サンカク」と呼ばれ、それが実際にはどんなものかも分からないのに探さなければならない、、、などなど、謎解きゲームだとしてもヒントなさすぎでしょ〜〜!?
役目を全う出来るまで鹿に「印」をつけられてしまった小川は、自分の顔が鹿に見えるようになってしまった。ちなみに他人からは鹿にはみえず、人に打ち明けてもいけない。
役目を邪魔する「鼠」や「狐」など、次々と困難がふりかかる可哀想な小川先生!
このハチャメチャな物語は、いったいどうなっていくんだろう???
原作の世界観を全く知らずに見ていたので、初めは最後までついていけるかどうか不安にもなった。だけど。
これがまぁ、だんだんだんだんクセになる(笑
どうやら「目」は卑弥呼の時代から続く儀式に必要らしい。
その儀式ができなければ、日本が滅びてしまうのだ!
頑張れ小川先生!!
奈良を舞台に卑弥呼の時代からの歴史的儀式をめぐる奇想天外な物語でフィクションだと分かっていても、そういう神事が本当にあったんじゃないかと思えてくる。奈良の名所や風景が神秘的に見えてきて、ロケ地巡りをしたい〜〜!!!って強く思ったのを覚えている。
結局まだ行っていないけれど(苦笑
奈良は、、、修学旅行で行ったっきりかなぁ?
しかも、どこを見たのかも覚えていない(汗!
数年前にみじん子さんと仕事で関西方面に行った時、京都では少し遊んだけれど「今度は奈良も行ってみようか」って話しただけでそのままになってしまった。
そしてコロナ禍の今となっては、いつになったら気軽に旅行ができるようになるのかも分からない・・・。
とにかく今は、旅行気分もドラマや映画で楽しむしかないよね!!
ってことで、ちょっと不思議な万城目ワールドを堪能してみてはいかがでしょう?
万城目さんの作品は、このあと立て続けに何本か映画化されている。
2009年『鴨川ホルモー』(出演:山田孝之・濱田岳・栗山千明)
2011年『プリンセス・トヨトミ』(出演:堤真一・綾瀬はるか・岡田将生)
2014年『偉大なる、しゅららぼん』(出演:岡田将生・濱田岳)
結局、私は全て映像で見て原作を読まずに今に至る。
どの作品も日本の歴史や伝統・文化などをベースにしながら、現実と非現実を思いっきり大胆にミックスさせて独特の世界観を作り上げていて、すっごくワクワクする!
ドラマも映画ももう一度見たいけど、、、そろそろ原作も読んでみようかなぁ〜。