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【映画】手に汗握る、息もつけない150分!『アルマゲドン』

地球を守ってくれてありがと〜〜!!!

先月末、ブルース・ウィリスが俳優業引退を発表した。失語症だそうだ。

誰もが歳を取る。

屈強な男を演じ続けてきたブルース・ウィリスも例外ではないってことだ。

ブルース・ウィリスの代表作といえば「ダイ・ハード」シリーズなのかな?と思うけど、私としては断然『アルマゲドン(1998年)』を推したい!!!

 

私が子供の頃、「ノストラダムスの大予言」により1999年7月に地球は滅亡するという説が様々な形で耳に入ってきていた。実際に文献などを読んだことはないし全て噂レベルなんだけど、どこか信じてしまいそうな迫力のある噂話。「絶対に嘘だ、そんなことは絶対に起きない」っと信じつつ、小心者の私は心の中ではとても恐れていたのを覚えている。

この噂話は世界規模だったのかな?

本当だったらどうしよう!!!

っと密かに怯えていた頃にドドーン!っと公開されたのが『アルマゲドン』だ。

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20世紀末、宇宙の彼方から流星雨が地球に降り注ぎ、各地に壊滅的な打撃を与えた。

NASAで分析した結果、さらに大きな小惑星が地球に直撃するコースを辿っていることが判明。衝突すれば、地球は致命的な打撃を受け死の惑星となってしまう。

X デーまで18日しかない。科学者たちが導き出した唯一の手段は、小惑星の深部まで穴を掘り、内部で核爆弾を炸裂させて小惑星を粉砕し軌道を変えて衝突を回避させるという方法だった。

この作戦の実現のために白羽の矢が立ったのは、石油採掘のスペシャリストであるハリー(ブルース・ウィリス)率いる個性的で愉快な仲間たち8名。

最低限の訓練を経て、宇宙飛行士たちを含め、合計14名が2機のスペースシャトル小惑星に向かうことになる。

 

いやいや、ド素人集団が10日あまりの付け焼き刃の訓練で宇宙に行って、誰も降りたことのない小惑星で掘削作業をするなんてありえない〜〜、なんて冷めたことを言ってはいけない

地球の緊急事態だからね!

ダメでもともとなのだ。

失敗すれば、地球上の誰一人、生き残ることはできないという崖っぷちも崖っぷち。限りなくゼロに近い成功率だとしても、やるっきゃないでしょ!?

 

愉快な仲間たちそれぞれの事情や性格が分かるエピソードも交えながら物語は進み、あっという間に宇宙に飛び立って、、、。

そこからはもう、ハラハラドキドキバクバクの連続!
宇宙の側でも、地球上の「ヒューストン」でも、息つく暇も瞬きする暇もないくらい、次から次へと怒涛のように困難が押し寄せる。

とは言え、ただのパニック映画ではなく、それぞれの人間模様も随所に描かれていて、ギリギリの状態で誰が何を信じてどんな決断をするのか、、、とにかく見どころ満載なのである!

 

エアロスミスが歌うテーマ曲「ミス・ア・シング(I DON'T WANT TO MISS A THING)」も大ヒットした。

ハリーの娘でA.J.(ベン・アフレック)の恋人・グレースを演じたのはスティーブン・タイラーの娘、リヴ・タイラー

A.J.を想い、ハリーの無事を願うグレースのバックで、リアル父が熱唱する

I don't want to close my eyes
I don't want to fall asleep
Cause I'd miss you babe
And I don't want to miss a thing

が、、、ひたすらに泣ける!!!!

 

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1999年7月に地球が滅亡することはなく、2022年4月現在もなんとか無事に存続している。

宇宙から大魔神小惑星も降ってきてはいないけれど、丸2年たってもコロナ禍は収束せず、日本は地震も多いし、気候変動も年々激しくなっている。世界中がSDGs「持続可能な開発目標」を掲げて、「みんなで地球を守ろうね!」っていう時代に、隣国では戦争も勃発。

「核爆弾」が使われちゃうかもしれないという由々しき事態。

アルマゲドン』の中では一応、平和利用?ってことになるのかな?

地球を守るために使われたけど。。。

現実には愚かな人間たちによってジクジク〜っと地球は壊されていくんだなぁっと悲しい気持ちになってしまう。とりあえず、世界中の偉い人たちにお願いしたい。

戦争だけはやめようよぉ〜〜〜〜(泣!!!

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ちなみに有名な話だと思うけれど、冒頭にホンのちょこっとだけ聖子ちゃんも出演してま〜す!