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【韓ドラ】ボーイフレンド:パク・ボゴムくん、それは罪だよ…。

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格差なんてくそくらえ?!心から応援したくなる二人の愛の物語

No Ikemen,No Life!

あけおめです!

 

いざ、更新を再開する…となると何から書こうか決めかねる。なんせ更新は休んでいたがエンタメ愛は止まってなかったもんで(笑。

 

さかのぼって昨年(2021年)の始まりは、『愛の不時着』きっかけで韓ドラにドハマりし、コロナ禍で在宅時間が増えたこともあいまって、あれこれと貪るようにモニターと向き合っていた。

韓ドラ好きな人にとっては「あるある~!」だと思うが、ハマっちゃうとこれがまさに沼で、日常生活をも脅かしかねない。なんてったって1話の時間は長いしエピソード数も多い。まるでわんこそば状態の視聴で、1話終われば「はい!じゃんじゃん!」ってな感じでポチッと視聴ボタンを押すことになる。

とはいえ、家族がいる者にとって沼にどっぷりハマれるのは、皆がスリープモードに入った夜である。彼らの起動中(起きて活動している間)に視聴してしまうと、右から左から「ママ~!」と呼ばれ、そのたびに夢の世界が中断されるし、挙句に猫たちまでちょっかいを出してくる始末。誰の邪魔も無くモニターに集中できるのは夜中しかない。必然的に私の『お愉しみは夜』になってしまうのだ。

 

「かぁ~さんは~よなべ~をして~♪韓ドラみーてーたー♪」

韓ドラのわんこそば視聴。やがてカーテンの隙間から朝の日差しが入ってきてチュンチュンと鳥の声が聞こえ・・・「やべっ、朝やんけっ!」と慌てて1~2時間寝る…というのが顛末であった。

そんな私に、家族は「このままじゃ廃人になるよ」とイエローカードを出す始末。久々に鏡に映る自分の顔を見てみると、お高い美容クリームを塗りたくっている目の下にはくっきりとクマができ、それを縁取るように小じわが目立ち始めていた。「この不健康な生活を改善しなければ寿命が縮まる」と、さすがに自分も不安になってきて、、少しずつ向き合い方を変えて・・・現在に至る。

2022年を迎えたので、今後は一層「健康で文化的な最低限度の生活」を心がけようと思う。

どうぞ、皆さまもご自愛ください。

 

さて、そんなこんなで、更新を休んでいる間に観た作品の中からピックアップしてここに記録していこうかな、と。

 

まずは、パク・ボゴム×ソン・へギョ主演の『ボーイフレンド』。

私のカラオケの十八番、aikoの『ボーイフレンド』も大好き!だけどね(^^)

kandera.jp

キューバハバナから始まるラ~ヴロマンス

なんだかんだいって私の韓ドラ歴は超浅いので知識量についてはご容赦いただきたい。初恋(初めて観た韓ドラで恋した俳優)のヒョンビン様(『愛の不時着』)から始まった私のきゅん遍歴は、

チ・チャンウク→パク・ソジュン→ユ・アイン→チャ・ウヌ→ソン・ガン→パク・ボゴム→…まだまだたくさんいる。(ちなみに、気移りしたのではなく好きな人が増えるだけだ)要は観たドラマにイケメンが登場するたびに惚れてまう単純人間なのだ。韓流イケメンにかぎって私は節操が無い。

 

でも、そこからなぜ『ボーイフレンド』をブログ再開後の紹介ドラマ1作目にしたのか、というと、とにもかくにもこのドラマの演出が私好みなのである。映像、音楽、素敵なキャスト、そして物語の舞台に出てくるハバナキューバの首都)、シーンの切り取り方(演出)が大好きなのだ。

第8話でこの作品はマルッと満点!

物語は、「格差恋愛」を貫こうとする青年ジニョク(パク・ボゴム)と財閥系ホテル支配人の大人女性スヒョン(ソン・へギョ)を描いたものだ。年齢もステータスも圧倒的に上(あれ?そんな格差恋愛はつい最近、日本でも似たような騒動があった気が…)のスヒョンが、出張で訪れたキューバハバナで大学卒業記念の一人旅中のジニョクと運命的な出会いをして…そこから始まるあれやこれ…を描いたものだ。

生まれも育ちもまったく正反対の二人が惹かれあったのは、一貫してジニョク(パク・ボゴム)の清い心であると私は断言しよう。ドラマでは早々にスヒョンが身バレしてしまうが、ジニョクからはまったく野心など感じない。(もう一度言うが、ジニョクには野心はない)

・財閥 ・格差 ・葛藤 ・親との確執 ・恋の邪魔者の登場 ・不条理の連発 ・汚職 などなど…、韓ドラエッセンスはもれなく盛り込まれている。「あぁ、またこの展開かぁ…」と思われがちだ、、、が、違うのだ。演出がマジでいい。

二人の出会いのハバナも最高なんだけど、なによりもイケてるシーンは、第8話。二人が互いの気持ちを確信し、周囲の障害にもひるまないと決意したところで、ジニョクは不当な人事に遭い地方へと転勤を余儀なくされて…のくだりである。

ジニョクは社内の送別会を断り、スヒョンと二人で送別会デートへ出かけることに。そこで、二人の出会いのきっかけとなった一眼レフカメラをスヒョンに渡し、「僕を撮ってみて」とジニョク。外のテラスを散歩する彼を、店内の窓ガラス越しにカメラを構え、ファインダーを覗きながら彼に焦点を当てるスヒョン…。その目からあふれる涙。

ウッ・・・ウウゥ・・・。ツボった!

スヒョンの涙が美しいんですよ。ただ、シンプルに彼を愛しているゆえの涙。政治家の娘とか、有名ホテルの敏腕オーナーとか、そういうのをすべて取っ払った恋する女の涙なのだ。これは、彼女の演技力と美しい演出によるものにほかならない。

切なさが美しい脱帽のシーンだ。

世の中は人権だボーダレスだと言っているけれど、やはり韓国も日本も男女格差に関していえば「女のほうが上」というシチュエーションは難しい、つまり、社会はいまだ男性中心にまわっているのが実のところだ。だから、このドラマの設定が成り立つわけで、その差を乗り越えようとする主人公の姿に心動かされるのだ。(だって、これ逆だったらドラマ設定としては弱いでしょ…)

でもって、『ボーイフレンド』がここまで美しく描き切れたのは、ジニョクがただただスヒョンを一人の女性として愛している…からである。純愛がボゴム君の演技から伝わってくるのだ。

ジニョクの格差恋愛は社内で多くの嫉妬を招き、仕事でさまざま嫌がらせを受け、家族からの反対にもあうが、こうした問題にスヒョンを巻き込まず、ひとつひとつ真摯に向き合い、結果として成果を出していく。そんな苦境に対して周りを恨むことなく、ただただ自分に与えられたものに自分の力で乗り越えようとするのだ。それは、心通じているスヒョンの厚意でさえ拒むほど。このドラマを見ていれば、誰もがこの二人を応援したくなる…のは当然のこと。

 

格差を超える、、、ということは、通常より倍、いや数倍、数百倍も、(下:妬みからの嫌がらせに負けないために自分を磨く)努力と(上:特権の放棄)をしなくては、周囲が納得しない、、、のであろう。二人の愛は「格差」(嫉妬や妬み、特権や優遇)を清さをもって越えなくてはならないからだ。

 

ぜひ、美しい大人の恋愛ストーリーを味わいたい方に、ボーイフレンドはおススメである。

『ボーイフレンド』というちょっと古風なタイトルも我々世代にピッタリだ。

 

ボゴムくんのウエルカムバック、待機中!

パク・ボゴムくんとの初めての出会いは『雲が描いた月明り』である(これもまたいつか)。

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なんてかわいらしく茶目っ気のある男の子なんだ!!(こういう息子を私は欲しい)と思っていたところからの『ボーイフレンド』、だから目がハートにならないわけはない。優しさが前面にあふれたお顔に、ふとみせるいたずらっ子のような無邪気さ、そして賢さと誠実感。正統派のよき男子!

現在、ボゴム君は兵役中(2020年~)で新作はもうちょっとの間おあずけだが、2022年内には戻ってくるであろう。

胸キュンしながら母さんは待ってるよ!

 

特別お題「わたしの推し