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【大河ドラマ】『麒麟がくる』放漫記-第25回羽運ぶ蟻

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その人の運を決めるのは、本人の実力よりも、人との出会いかも…

大河ドラマ麒麟がくる』を追っかけ中。過去記事はコチラ↓

entame-i-ga-tomaranai.hatenablog.com

1週遅れの更新(汗! 次回もサッサと書きます!

覚慶、還俗する

時は永禄九年(1566年)…ちなみに、家康(風間俊介)が三河を平定して朝廷から三河守を拝命したのもこの年。家康くん、着々とお家再興に取り組んでますねぇ…。

さて、この年、室町幕府第13代将軍足利義輝向井理)の弟、覚慶(滝藤賢一)は還俗して義昭と名乗る。還俗っていうことは、僧侶が僧侶であることを捨てて俗人(いわゆる一般ピーポーになる)ということ。

 義昭は、近江の矢島御所から朝倉義景ユースケ・サンタマリア)を頼り越前へ移動するが、一乗谷の手前、敦賀に留め置かれていた。

・・・というのも、前回、甲賀和田惟政のところで、脱走を図った覚慶を見て、「この人・・・マジで(将軍になっても)大丈夫なんか?」という疑問がわいた光秀(長谷川博己)が、義景の「…で、覚慶様は将軍になれそうな人物か?」と問われ「ん~~~っ。微妙です」と答えてしまったから、なのかもしれない。安寧を好み風見鶏に徹する義景のこと。この先、どーなるかまだ決まらない状況で、まるっと義昭担を宣言するわけにはいかない。

将軍奉公衆の細川藤孝眞島秀和)は「モタモタしてると、義栄に先を越されちゃうぞ!」と焦るのだが、義栄のほうも摂津で足止めを食らっていた。どうやら朝廷の対応がもたついているらしい。

 

母と故郷の美濃へ

そんな中、美濃時代、光秀の腹心で会った藤田伝吾(徳重聡)から文が届く。

長々とこじらせていた織田信長染谷将太)の美濃攻めに決着が着いたのだ。斎藤義龍伊藤英明)の息子、義興が追放され、美濃は信長の配下となったのだ(1567年、美濃平定)。

ドラマではサラッと言っていたけれど、光秀が義輝の上洛願いを持って面会しても、信長はそれどころじゃあなかった様子が描かれていたとおり、信長は美濃攻めにてこずっていたらしい。

結局、稲葉良通(村田雄浩)ら斉藤家の重鎮だった美濃三人衆が義興を裏切ったことにより、信長が一気に優勢になったのだ。

ということで、信長の配下になり、光秀は堂々と美濃入りすることができるようになったのだ。

母(石川さゆり)を連れて明智の荘へ。伝吾らが明智の館を守っていてくれたのだ。母は、

「もう、これで思い残すことはない。土岐源氏の血を引く者として、誇りをもって思うままに生きなさい」と光秀に言うのだった。

 

信長のオファーを断る光秀

翌日、光秀は信長に会いに稲葉山城へ。

そこで、バッタリ稲葉良通に会う。もともと、道三を追いやった黒幕だったしね…。そりゃ、裏切るよね…。とテレビを観ながら私はブツブツと…。

信長は、美濃平定でひと安心したところだった。そこで、光秀に

「わしに、仕える気はないか?」と尋ねる。

光秀は

「申し訳ありません」

 

光秀は弱体化した足利幕府の再興を願い、13代義輝を慕っていたのだが、暗殺によって「将軍に仕えたい」という願いは叶わず、この先どうしたらよいか分からないままだったのだ。

そのことを正直に信長に話すと、

「実は、オレも美濃平定をしたら、これから何をしたらいいか?って悩んでるんだよね」と。

 

ただ、一つ言えるのは、

「オレは、戦(いくさ)が嫌いじゃない」と、光秀に言う。

その時、光秀の顔が固まった。

 

ん~。そこが、結局、本能寺の変に繋がっていくのだろうなぁ…ということを、私としては想像する。光秀はあくまでも戦のない世界、平和な世界、麒麟がくることを望んでいて、それは亡き義輝様の思いと同じだった。そして、後述するけれど、15代義昭様も同様に…。そこが、信長と根本的に目指すものが違う、、、ということになるわけねぇ。

 

そんな信長の話を聞いて、一枚上手の光秀は

「力のある信長様が幕府を支えれば、畿内を治めたのも同じ」と、義昭を推し、上洛をするように勧める。

「おぉ!」と話に乗ってくる信長。

「・・・ていうことは、堺が手に入るってころになるよね?」と。

信長は新しモノ好き。堺は商いの中心地。珍しい渡来品もたくさんある。そこに魅力を感じていた。

目を輝かせる信長に光秀は、

「だれもが手出しできぬ大きな国を…目指したらどうでしょう?」と。

信長は

「そなたが“いいね”と言うなら、わしは神輿を担ぐぞ!」と言う。

 

駒ちゃん、困っちゃ~う

京で東庵先生(堺マチャアキ)と丸薬づくりに励んでいるお駒ちゃん(門脇麦)。医師に診てもらえない貧しい人に配ることを目的に丸薬を作っていたのだが、又売り(いまでいう、転売屋?!)が出て高値で取引されていると知り、その丸薬の出どころである寺へ話に行くのだった。そこで出会う今井宗久陣内孝則)。堺の豪商で茶人である。

よくいろんな映画やドラマで出てくる信長の茶器。とくに有名な松島の茶壷は今井宗久が献上したもの。これから、どんな感じで絡んでくるかこうご期待!である。

駒ちゃんは、丸薬が自分の思いとは違う方向で出回っていくことに不安を覚えるのだが、東庵先生は「丸薬が独り歩きを始めて、お前の知らないところで、この薬が人の役に立っている」と慰めるのだった。

 

ひょっこり義昭様~

自宅に戻った光秀のところに客人が。そこには細川藤孝がいたのだが、奥の間にもう一人客人がいるという…。ふすまを隔てて我が娘たちと楽しく遊ぶ声。中に入ると、そこには義昭が座っていたのだ。

「兄はことのほかそなたを信頼していたと聞く。一度、ちゃんと話をしたくて…」とやってきたのだ。

「話は何でしょう?」と光秀。そこで義昭は、

たいくつまかせで庭を眺めていたら、蝶の羽を運ぶ蟻を見た。

じっと観察していると、自分の体より何倍もある羽を独りで懸命に運ぼうとしている。が、なかなか進まない。

…この蟻は私だ。将軍という大役を独りで背負うのは無理だが、周りが助けてくれれば、どうにかなる…かもしれない。

光秀は「(将軍になる)お心は決まりましたか?」と尋ねる。

義昭は「まだ、ハッキリ決めたわけじゃない。これまで(僧として)経ばかり読んでいた人間が武士の統領になれるか?といったら自信がない。でも、そんな自分でもできることがあるかもしれない…」それは、

人を救えるかもしれない。将軍になれば、自分の手に及ばないところにまで、自分の願いが広く届くかもしれない。私がめざすところは、そんなところだ。武士ではないのだから。そのために助けが要る。私一人では適わないからこそ、周囲の助けが要る。

光秀はその言葉に、亡き義輝様の姿を重ねたかもしれない。「この人も、戦のない世界を望んでいる人だ」と。

光秀は、朝倉義景のところへ行き、義昭との面会の話をする。

「私は義昭様とお目にかかり、話をして、考えが変わりました。義昭様は聡明で弱き者の心が解る立派な人だ」と。

どうやら松永久秀吉田鋼太郎)からも義景宛てに文が届いていた。「信長といっしょに、義昭を担いで上洛したら?」と。

義景は、「どうせ担ぐなら、神輿は軽い方が良い」と。

 

そんなことをしていた永禄11年2月、摂津の富田で三好勢に担がれた足利義栄が第14代将軍に。

「うわっ、美少年!」

義栄役は一ノ瀬颯くん。ついこないだ放送していた『アンサングシンデレラ』スピンオフドラマの第7話織原未輝斗役の美少年です。

ここ数年、若手イケメン俳優さんがバンバン出てくるので、ウキウキしますねぇ…。

 

 

…ということで、第26回に続きます