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【ドラマ】2020年4月期ドラマの推し2作!のイケメンに癒されるぅ!

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ひたすら穏やかに、私を癒して~!!

4月期の新ドラマがのきなみ延期の中で…

歳をとると日常生活がルーティンであればあるほど安心する…というのは私の偏見だろうか?

楽しみに待つドラマの放送があるから曜日が解るというか…今はおおよそ3か月でワンクールだから、私の場合、連ドラは第3回あたりからルーティンに定まってくるのだけれど、この4月はなかなかその生活リズムに乗れない。

というのも、ご存じの通り自粛要請によって撮影日が延期されて4月期からの新番組がけっこう延期になっているから…。

しかも、緊急事態~の延長でなんと大河ドラマも危ういとか…。大河ドラマのおかげで1週間単位のリセットができるのに。

ということで、2020年4月期の連ドラは予定されていた作品の放送が全くそろっていないのだけれど、私は今、2作品に登場するイケメンくんたちに救われている。

両作品とも現在絶賛放送中なので、ネタバレにならないように書くので、ぜひぜひ見逃し再生で観てくださいよ。今のこのドンヨ~リした世の中にいることをすっかり忘れて、イケメンくんたちに癒してもらいましょうよ!

 

『いいね!光源氏くん』の千葉雄大くんがイイッ!

光源氏平安時代から、令和時代の独り暮らし女性の家に突如、タイムスリップ!

という人気のタイムトラベルドラマ。

www.nhk.or.jp

光源氏役の千葉雄大くんがハマり役!美しく雅(みやび)で、しなりしなりとBGMに琴の音色が聞こえてきそうな色男と、真面目でちょっと不器用なOLの沙織(伊藤沙莉)とのコントラストがとても絶妙!

そこへ、頭中将(桐山漣)までやってきて…もう、なんだかハチャメチャなんだけど、ドラマの流れは平安時代独特のはんなりとした雅な世界が保たれていて、なんともいえない不思議な感覚。

伊藤沙莉ちゃんは、朝ドラ『ひよっこ』に登場して以来、私はファンでインスタもフォローしている。飾りっ気なく自然体な感じが演技なのか本人のキャラクターそのものなのかは知らないけれど、私は沙莉ちゃんみたいな子が近くにいたら絶対に仲良くなりたいと思うだろう。

そのなんともいえない、ちょっとぶっきらぼうで、でもとても可愛げのある彼女が、雅で高貴なゲス男、もとい、色男の光源氏と同居するんだから面白くないはずはない。

光源氏くんは感動するといきなり歌を詠んじゃうところとか、あくまでもトンチンカンで浮世離れしているんだけれど、なぜか現代の女性にもウケちゃうところとか…。これは、千葉くん以外に考えられないキャスティングだ。

 

光源氏…といえば、私の時代には漫画『あさきゆめみし』が大流行し、何度読んだことか…。コミックのおかげで源氏物語に興味を持って、高校時代は田辺聖子訳の『新源氏物語』、大人になってから瀬戸内寂聴の『源氏物語』を読んだ。平安時代独特の高雅で白檀の香りにウットリしてしまい、ドロドロでゲス野郎の女性遍歴を女子高校生(当時はJKという名称は無かった)の私が理解できるはずはなかったんだけどなぜか惹きつけられた。とにもかくにも、頭の中は大和和紀の素敵な描画で展開されていくものだから、汚れ感など一切なかった。

今ではタイムトラベル系ドラマは定番中の定番になりつつあるけれど、私の好きなジャンルである。歴史がからむものっていうのがやっぱり好きなのかも。

 

『レンタルなんもしない人』でまっすーをますます好きになる

特にNEWSを追いかけているわけではない…のだけれど、このドラマでまっすーをどんどん好きになっている(笑)。

『レンタルなんもしない人』はtwitterアカウント「レンタルなんもしない人」から始まった、なんもしない僕を貸す…という稼業をしている森山将太(増田貴久)の物語。

こちらも現在絶賛放送中。

www.tv-tokyo.co.jp

まっすーはもともと癒しオーラがあると思うんだけど、こういう無機質っぽい人物が似合っている。妻の沙紀(比嘉愛未)が聖母のような優しさで将太を支える良き理解者で、二人の関係にもホッコリする。で、必ず登場するホームレスで雑誌販売者の金田(古舘寛治)の掛け合いがすごく面白くて、将太とまるっきり反対のキャラクターで将太のアンチになっていく神林勇作(葉山奨之)がこれからどう絡んでいくかも乞うご期待!である。

レンタルなんもしない人のTwitterアカウントを覗いてみたら本当に面白い依頼人がたくさんいて「へぇ~」「はぁ~」と唸るばかりだ。こういう私は旧人類。でも、まっすーだったらぜひ依頼したいと思って「どんなことを依頼しようかなぁ…」と妄想したのだが、あれ?あれれ?私「独りじゃ心細くて…」ってことがぜんぜん無い。それくらいとうが立ってしまったのか、肝が据わってるのか、図太いのか…。そう思ったら少し悲しくなった。もうすこし可愛らしいところがあってもいいんだけど、見当たらない。

 

穏やかなイケメンを欲しているのだろうか…

ほら…今さ、こういう世の中でしょ?

だから、どうしても優しさとか穏やかな空気が欲しいのかなって思うんだよね。

平穏無事な時なら少しは刺激的で悪党が登場する世界も面白く観られるんだけど、やっぱり今はねぇ…、癒されたいんですよ。ホッとしたいんですよ。

そういう社会背景によって、求められるドラマってあるのかもしれないなぁ…と2作品を観ながら思うのだけれど、この2作品の放送がもともと騒動とは関係なく決まっていたのはある意味、運命と言うか世の中の光明というか…。

とにかく救われているのです。

自粛生活に入って家にいる時間が増えたので、映画やドラマはいくらでも観られるのだけれど、やっぱりちょっと慌ただしい日常生活があって、その中での息抜きのご褒美タイムになるから存分に楽しめるわけで、「ずーっと観てらっしゃい」といわれると気も乗らなくなるのだ。

目の筋力も衰えている年ごろだから発光する画面ばかりに目を向けるのもしんどくて、行きついたのは読書。ただしこれも眼鏡なくては読めない、、嗚呼、、、。

とどのつまり、一日も早く穏やかな日常が戻ってきて欲しいと願うばかりである。