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【お笑い】春日三球・照代の『地下鉄漫才』から『コロナ漫才』を考えてみた

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ウイルスなんて、もう笑い飛ばすしかないっ‼

笑って乗り切ろう!

テレビをつけても気が滅入るニュースばかりが流れてくるので、ここのところ私はもっぱらSpotifyとU-NEXTのお世話になっている。

そういえば、3.11の時はテレビ番組はどの局も特番で、CMはACジャパン公共広告機構)のものが繰り返されて、そりゃもう呪いのテープのように延々と流れ、何かに洗脳されてしまうのではないかと思うほどだった。

まさか、そんな世の中にはもうならないと思いたいが、ニュースもワイドショーも「コロナ」「コロナ」ばかり言って、もうウンザリ…。

こんな時に、負けちゃいけないのは『自分の意思』だということを3.11の時に学んだ。そりゃ、気にすればするほど、気になる情報が流れ込んでくるのだから、気にしだしたらきりがない。

 

 お笑いの王道、春日三球・照代

春日三球・照代の『地下鉄漫才』をご存じの方はいるだろうか?若い人は知らない人が多いでしょ。私の子供の時代は、この地下鉄漫才や山手線漫才は私にとってのお笑いの定番だった。

Wikiからの引用

三球「…しかし、地下鉄の電車をどっから入れたんでしょうねぇ。それ考えると一晩中眠れなくなるの」
照代「あなたも面白いこと言うわね」
三球「あらかじめ電車を地下に埋めておいてトンネル掘りながら『確かこの辺に埋めたよなー』『あったぞあったぞ、電車が』なんて」
照代「そんなわけないじゃないの」
三球「じゃ、あなた知ってるんですか?」
照代「当たり前じゃない。地下鉄の階段から入れたんですよ」
三球「え、そうなんですか?」
照代「常識よ」
三球「そうなんですか。よく改札が通れましたねぇ。それ考えると、また眠れなくなっちゃう」
照代「寝りゃいいじゃないの。眠そうな顔をして」

 

ちなみに、youtubeの『山手線漫才』をはっておく。

www.youtube.com

また眠れなくなっちゃう!

 この『地下鉄漫才』になぞらえて『コロナ漫才』というネタを考えてみた。(相方TOMOさん、勝手に起用しちゃうよ。笑)

 

みじん子「…しかし、新型コロナウイルスっていつ収束するんでしょうねぇ。それを考えると一晩中眠れなくなるの」

TOMO「みじん子ちゃん、へんなこと言い出すわね」

みじん子「みんな家の中に閉じ込めて感染者を減らして、最後の感染者が治ったら『新型コロナウイルスは収束しました~』『元の生活に戻ってくださーい』なんて」

TOMO「そんなわけないじゃないの。感染者はもう世界中に拡がっていて、しかも海外からの人の出入りが激しい日本で、感染者がいなくなるってことはないわよ」

みじん子「じゃ、TOMOさん、あなた、どうなれば収束だといえるのか知っているんですか?」

TOMO「当たり前じゃない。感染者が減ってきたら・・・よ」

みじん子「え?!そうなんですか?」

TOMO「常識よ~ん」

みじん子「そうなんですか。でも、いつ感染者が減るってことが言えるんですかねぇ。現時点でワクチンも特効薬もなくて、しかも、無症状感染者もいて、感染者の特定ができない中で、どこで『うつらない、拡がらない』っていうことになるんですか?…そう考えると眠れなくなっちゃう」

TOMO「寝りゃいいじゃないの。眠そうな顔して。睡眠不足がイチバン免疫力低下につながるのよ!」

 

ジャンジャン!

 

日本はどこを目指すのか?

もはや「感染者ゼロ」「新型コロナウイルス撲滅」は現実的に無理だ。ワクチンや特効薬ができない限り、この状況を抑制する手段なんてもうない。若い人は比較的軽症な場合も多く、風邪に間違えられやすい、無症状感染もある。相変わらず朝は満員電車だし、ふつうに暮らしていて他人と接する機会をなくすことなんてできない。

今、学校は登校停止になっちゃったし、各種イベントも中止、人が集まる施設もほとんど閉館して、、行き場を失った人たちが増加する一方。愉しみを取り上げられた人たちの行先がどんどんなくなり、ならば「インターネットで…」と言われてもねぇ…。

子供たちのネット依存が問題になっているっていうのに、「こんな時は家でネットを利用しましょう!」を推奨して…。さて、これはいつまで続くのか…。

毎日のように速報で感染者のカウント数を読み上げて、「そりゃ、累積だったら"増加”にしか見えないよね」という情報を流しまくり、、ここまで盛り上げちゃって、いつ「収束」だと言える日が来るのだろうか・・・。

春日三球の言うように、考えたら眠れなくなっちゃうわ。

 

手に入れる情報は自分でコントロールできる

実家の母親から電話がかかってきた。

「C型ウイルスが大変なことになってるけど、大丈夫?」だと(爆!

「なんだ?!その『C型』ってのは??」

新型コロナウイルスは高齢者には要注意って言われているけど、ウチの高齢者にとってはこの程度の認識なのである。

齢(よわい)80前後の老夫婦の情報入手先は、地上波テレビと新聞のみ。この2つの媒体はよく利用しているほうであるが・・・この程度なのである。

私は、「こっちのことより、自分のことを気を付けてね。外出したらちゃんと手を洗うんだよ」と言ったけれど、本人たちは新型コロナウイルスよりも、現在治療中の持病のほうにしか興味がない。

・・・結局、そんなもんであるし、、、それはそれで「まぁ、いっか」と私は思ってしまうのである。

なるようにしかならないし、しかたのないことに、いちいちビクビクしても仕方のないことなのだ、と。

 

今こそ、自分の情報選択力が試されている。自分の興味の矛先、何を目的に情報を手に入れようとしているのか、それは「自分を守るため?」「家族を守るため?」「地球を守るため?」洪水のように流れ込んでくる情報だけにとらわれず、自分は何のために、どんな情報を必要としているのか、いまいちど冷静になるためにも、

いちど、その思考を置いといて、

エンターテイメントで気分転換するのはどうだろ?!

あくまでも、エンタメ好き人間の言い訳かもしれないが。

ドラマの中に、生き方のヒントはたくさんつまってる。

眠れなくなっちゃう前に、心地良く眠れる世界を自分の選択でしつらえばいいわけだからね。