エンタメ愛が止まらない!! リターンズ

愛するエンタメを語りつくせ!!

【コンサート】初詣ばりのご利益がありそう~! -An Evening With Cynthia Erivo -

f:id:entame-lover:20200117141215j:plain

会場が夢の世界にワープする!

 【祝100記事目!】

 勢いで書き始めたこのブログがなんと100記事を達成~!なんだかうれしい。

 2020年の幕開けにふさわしいライブ会場は東京国際フォーラムのホールA。なんと、私もTOMOさんも初めての会場だ。こんなところに、こんなに立派なホールがあるなんて…。まだまだ知らない世界があるんだわ。

  なにに驚いたかというと、とにかく広い。だだっ広い。収容人数が5000人を超えるというのだからそりゃドでかい。ジャニヲタとしてドーム会場は慣れっこになっているのだが、ドームはあくまでもドームである。野球場やスポーツ大会の会場として利用されるところは基本的に円形状の会場が多い。これをコンサート会場にカスタマイズしているから、コンサートというよりイベント会場という雰囲気があるので、どれだけ広くても驚くことはないんだけど、東京国際フォーラムホールAは箱型会場で前方が舞台、二階席ありというスタイル、音響設備にも配慮しているコンサート会場でこれほど大きなところに来たのは初めてだった。

 調べてみたら1月末にはあの世界的テノールプラシド・ドミンゴのプレミアムコンサートがあるらしい(うぅ…魅力的っ)。2月には先日、『人志松本のすべらない話』に初登場でMVSを獲得したガックンことGACKT、3月には三浦大知くんのライブもあるみたい。

 

 この立派な会場に来ることができたのは、『シンシア・エリヴォ ミュージカルコンサート』があったからだ。・・・といっても、ゲストの三浦春馬くんに魅かれて、、、なんだけど。

www.umegei.com

 エンタメ好きとはいえ、日本全国で開催されるライブイベントをくまなくチェックするのはなかなか難しい。日ごろ放送しているテレビドラマ、映画、そこにジャニーズが入ってきたらそれでもう満杯である。一応、大人で社会人である。日常生活と仕事をこなしながらエンタメを追い続けているわけで、しかも、あれもこれも手を出して足を運ぶことができる若さというエネルギーに余裕はない。

 こういう場合、使えるのは亀の甲より年の功。長年培った勘と縁で、欲しいチケットを手に入れていくしかない。そして、今までこの勘をハズしたことがない。さすが、長く生きているだけある。

 ということで、『シンシア・エリヴォ ミュージカルコンサート』はTOMOさんのエンタメラバーとしての勘による功績だ。三浦春馬くんで引き寄せられたとはいえ、、、それはそれは素晴らしかった!ブラボーだった!

 

 大変失礼な話なのだが、このコンサートの主役であるシンシア・エルヴォさんについてはほとんど不勉強であった。まっさらな状態で彼女のパフォーマンスを目にして、まず、彼女の歌声に震えた。いやぁ、スゴイっす、マジで。

 あれだけの大会場にマイクを通して歌声を響かせるのだがブレス音はまったく無し。いやあ、すごい。どうやって息継ぎしているんだろ。

 セトリはコンサートのサイトに掲載されている。彼女の代表作はブロードウェイで上演された『カラー・パープル』。映画版では『天使にラブソングを』で一世を風靡したウーピー・ゴールドバーグが主演だった。

 そして、シンシアは今年の3月に日本で公開予定の映画『ハリエット』で主演を務めている。この映画は奴隷解放運動に命を懸けた実在の女性、ハリエット・タブマンを描いた物語で、第77回ゴールデングローブ賞、第92回アカデミー賞にノミネートされた。コンサートではこの映画のために作ったという『Stand Up』という歌を歌ってくれた。公開が待ち遠しい。

 ケビン・コスナーホイットニー・ヒューストンで有名な映画『ボディガード』の「 I Will Always Love You」では亡きホイットニーの名曲を思い出し涙が出た。私にとって洋楽の入り口はホイットニーだった。あぁ、懐かしい…。

 

 コンサートで歌われた楽曲はミュージカルや映画で歌われた名曲ばかり。ゲストのマシュー・モリスンさんや三浦春馬くんの歌唱もそれはそれは素晴らしいのだが、シンシアの声があまりにも凄すぎて圧倒されてしまう。というのも、シンシアの衣装が人間ミラーボールのように輝いていたのも理由のひとつだと思う。

 

 素晴らしい約3時間のコンサート。互いに初詣に行きそびれた私たちは「これが初詣だね♪」と興奮し、ホールA会場エントランスの電光床を「まるで鳥居をくぐるみたい」だと言いながら通って会場を後にした。

 

 ちょうどTOMOさんが嵐からのNetflixに入り、私も今年はついに重い腰を上げて動画配信サービスに入ろうと決意したところだったので、デジタル化で地上波テレビ局の衰退と、映画やドラマコンテンツの価値がどんどん下がっていってしまうのではなかろうか?という危惧を話していたところで、ドーン!とこのライブを当ててきたわけですよ。これはエンタメを愛する我々へのメッセージなのか?!「あぁ、やっぱりライブは素晴らしいね、不滅だね!」それは、デジタル化によるエンタメ業界の衰退があってはならないという願いも込めて…。

 音は波。美しい音色は美しい波となって、私たちの肉体に直接働きかける。まさにヒーリングだ。細胞のひとつひとつまで浄化してもらった気分になった。

 素晴らしいライブで1年がスタート。「あぁ、これで2020年はまた楽しい1年間違いなし!」と確信。

 そうなるように研鑽に努めます!