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【ドラマ】サブカルを堪能するドラマ(除くアニメ)ならコレ。- 下北沢ダイハード -

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コミカルなショートストーリーの詰め合わせ!

 世の中はデジタル化がすっかり普及して有料ネットTVに加入すれば、かなりいろいろな映画やドラマが観られるのだけれど、相変わらずTSUTAYA通いをしている私は、たぶん時代の逆をいっている。気にいったドラマは、DVDを買ってコレクション棚に置いておきたいし、本も電子書籍より紙の本。よって、時々やってくる断捨離キャンペーンを経てもすぐに棚がいっぱいに…。坪売り上げは企業の経営状況を評価するうえでけっこう重要なポイントなんだけど、そうなると、ウチのそういう物置スペースをデッドスペースとみなしたら、すごく無駄の多い家だ。が、しかし!私にとってはかけがえのないおたのしみスペースなので、なかなか譲ることができない。

  なんといっても、このブログのTOMOレコメンドを経由したドラマを観ると、私の好みばかりなのだ。先日も『空飛ぶ広報室』のDVDを買ってしまった。しかも、F15マスコット付きボールペンエレメントセット付きのものを探して、、である。お目当てのものを探し当ててポチッとするとき、ちょっとだけ自制心も湧くのだが、この“ポチッと”が勤労意欲を掻き立てるものだと言い訳をつけて自分を甘やかす。

 といっても買いたい放題をしていたら我が家はただの物置と化してしまうので、私なりの最終基準をクリアしたもの以外は、購入予定リストに入れて、私の夢がかなった際にコレクションする予定でいる。そのひとつ、『下北沢ダイハード』を紹介しよう。

 

 テレ東のドラマ24は土曜日の0時台に放映される深夜ドラマなのだが、なかなか面白いものに出会う確率が高い。といっても、私は夜遅くまで起きていられないのでもっぱら録画なのだが。

 

 『下北沢ダイハード』は小劇場のメッカである下北沢を舞台に、劇作家11人が書き下ろした1回完結のショートドラマを集めた作品である。テーマは『人生で最も最悪な一日』。ナビゲーターは古田新太小池栄子。下北沢のスナックの常連とママとの会話が物語をナビゲートする。

 

 第1回の『裸で誘拐された男』を観たとき、「なんだこりゃ~!?」と腹を抱えて大爆笑。エンディング後の第2回の予告には、私の好きな光石研が主人公だというじゃないですか。ここから、ずっと毎週土曜の夜が楽しみで仕方なくなった。

 衝撃的なのは、第6話の『未来から来た男』。このドラマ『下北沢ダイハード』はブルース・ウィルスの「ダイ・ハード」をパロっているんだけど、第6回はシュワちゃんの『ターミネーター』の世界を全面的に押し出したシーモキーター(佐藤二郎)が全裸で登場するのであるから面白くないわけないっ!

 ストーリーは、AIの時代になった未来からスーパーコンピューターmamazonが、世の中のすべての無駄を排除し極めて合理的な社会を築こうとしていた2037年。下北沢からサブカルチャーを排除するために送り込んだのがシーモキーターである。完璧なターミネーターの世界に下北沢が合致。舞台は、サブカルの聖地ヴィレッジバンガード

 ここであらすじを話しちゃうと面白くないので、ぜひドラマを観て欲しい。

 

 どのシリーズもとことん馬鹿らしいのだが、各回約30分ちょいのショートストーリーにしては、ものすごくうまくまとまっていて、筋書きに飽きがなく、さすが、劇作家たちの作品だとうなってしまった。

 ということで、『下北沢ダイハード』はサブカルそのものだということを堪能できるmamazonも太刀打ちできない腹筋崩壊の全11話である。

 

 人材不足はAIに代行してもらうという世の中は本当に合理主義的になっていて、「それ、意味あるの?」が会話に普通に出てくるような、便利で無駄のない行き届きすぎるほど行き届いたサービスに慣れきっている。

 無駄がないってそんなにいいこと?

 無駄から自由は生まれるんだぜっ!

 ・・・というのは、合理的に生きられない私の言い訳だ。じゃ、エンタメっていうのも、もしかしたら無駄で、さらに言えばこのブログは究極の無駄?!?!なのかもしれないけれど、やっぱり、一見、無駄だと思われてしまうようなところから、楽しことが溢れ出てくるのではないかと思うのである。

 その昔、家にビデオデッキが無かった時代は、テレビの放映時間に合わせて家族全員がリビングに集まったりして、、、おこずかいが足りないから月刊の少女漫画雑誌は友達と違う種類を買い合って貸し借りしたりして、、、深夜ラジオで大人のネタを聞きたくてわざわざ夜更かししたりして、、、そういうけなげな行動が、その楽しみを倍加させてくれるんじゃないかなって思うのだ。

 なんでも簡単に自分の都合に合わせて手に入るのはそりゃ便利でありがたいけど、もうすこし時間とか労力で無駄を味わって、そんなところから、下らなくて面白いネタが生まれたりするから、私はまだしばらくアナログ的なアクションを楽しんでいたいと思う。