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【ドラマ】25年の間に四度ドラマ化『南くんの恋人』

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ある日突然、ちっちゃくなっちゃった!!!

原作は内田春菊の漫画。

高校生・ちよみは事故の衝撃である日突然、身長が15cmのお人形サイズになってしまう。幼なじみで恋人の南くんは、驚きながらも小さなちよみを自分の部屋に匿い、周囲にバレないようにしながらちよみの生活をサポートしていく。お人形用のベッドや洋服を用意し、自分の食事を少量だけこっそり部屋に運ぶなど。

4度のドラマ化のうち、私は第二作と第三作をリアルタイムで見ていた。第一作は2時間の単発ドラマだったようだ(1990年)。第四作(2015年)は深夜帯だったので、3話くらいまで見て残念ながら途中離脱。深夜ドラマを全部フォローのは流石に厳しいので(汗!

 

 

第二作(1994年1月〜)のちよみは高橋由美子。南くんは武田真治。今は筋肉体操でブレイクしているけれど当時はとっても可愛い男の子だったのよ〜〜。

小さなちよみと優しい南くんとの超可愛らしい秘密の同棲生活。人形用の小さなベッドや洋服を調達してくる南くんとのおままごとみたいなやりとりが可愛らしくて、とってもピュアでプラトニックな恋物語

当時はまだ原作は誰かなどを気にせず見ていて、単純に、なんて可愛い物語なんだろう〜〜!ちよみちゃん、どうしたら元の大きさに戻れるかなぁ〜?など、彼らと一緒に考えながら「のほほ〜ん」と見ており、ハッピーエンドを信じて疑わなかった。

とーこーろーが!まさかまさかの結末!!

ちよみは事故の時点で本当は死んでいたんだけど、南くんへの思いが小さなちよみとして生きるわずかな時間を生んだとな!最終回、南くんの手の中で別れを告げながら消えていくちよみ。悲しみに暮れる南くん。。。

ハッピーエンドを信じて疑わなかった分、私のショックも相当なもので、まさかの号泣エンディング!まだお勤めしていた私、翌日は泣きはらした目で職場に行くことに(苦笑

・・・・私と同じようにショックを受けた視聴者が多かったようで、翌年『南くんの恋人スペシャル もうひとつの完結編』で原作にはないハッピーエンドが描かれることになる。

 

第三作(2004年7月〜)のちよみは深キョン。南くんはニノ!

これはもう、可愛くないわけがない!って感じでしょ?もちろん、前作も今作も、二人に困難が訪れないわけではないんだけど、、、とにかく1時間ずっとニヤニヤにやけてしまうような可愛らしさ。前作は最終回ショックが大きすぎてそれ以外の内容はあまり覚えていないんだけど、今作では大好きなニノと深キョンだからね〜!

大好きな人の胸ポケットに入っていつも一緒にいる、なんて、御伽噺にもほどがあるってもんだけど、可愛いんだからしょうがない!

前作同様にショッキングな最終回だったらどうしよう、、、っと覚悟して見ていたけれど、こちらはいい感じのハッピーエンド。身近な人には秘密を明かし、二人は幸せに生きていくのね!っというエンディングとなる。

恋人がずっと小さいままで、リアル男子がプラトニックなままの関係で満足できるかどうかは知らないけれど(苦笑

 

さてさて。
第三作の時には原作漫画・内田春菊ということを把握していた。

内田春菊さんって、あの、内田春菊さんよね? 作品を読んだことがないので分からないけれど、どっちかっていうとエッチ系の作品を描かれるファンキーな方、というイメージなんだけど、、、。こんなピュアな物語も書いているんだ〜っと驚いていた。

ブログに書くにあたり、念のためWikipediaチェックをしたところ、、、。

やはりご本人は『小美人ポルノ』だと思って書いていたとのこと。読者からは「プラトニックな恋ですよね」という手紙がきて、認識の差に驚いたそうな。

 

はぁ、また、読んでみたい原作漫画が増えてしまった。

う〜〜〜〜。
豊かな時間とお金と収納スペースが欲しいよぉ〜〜〜!!!