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【ドラマ】制服男子がカッコいい!『空飛ぶ広報室』

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ブルーインパルス!!!

 

原作:有川浩×脚本:野木亜紀子のゴールデンコンビによるドラマ『空飛ぶ広報室』(2013年4月〜)。

 

図書館戦争』で有川浩作品に出会って恋した私は、以降、有川浩さんの作品を読みまくった。中でもデビュー作の『塩の街』と『空の中』『海の底』はそれぞれまったく別の話なんだけど、自衛隊三部作という通称がついている。全てSFっぽい架空の世界の話だ。それぞれ陸・海・空の自衛隊が活躍する物語だけど戦うのは他国どころか人間でもない。小説の内容は読んで欲しいのだが、とにかく有川浩さんは自衛隊に詳しい方なのね〜っと思いながら読んでいた。

図書館戦争』の図書隊も「専守防衛」、ベースは自衛隊っぽいしね。

 

一方、2012年に発行された『空飛ぶ広報室』はSFではなく、現代のリアルな自衛隊の中の空幕広報室のお話。お仕事小説だ。

テレビの情報番組のディレクター・リカが航空自衛隊の取材にくる。案内役となった新人広報官・空井大祐は元戦闘機パイロット。不慮の事故でパイロットではいられなくなり、広報室移動になったばかり。子供の頃からの夢(ブルーインパルスパイロットになる!)が断たれて失意の大祐と、やはり仕事でのトラブルで不本意な番組担当となっている勝気なリカ。

ユニークな同僚や愛すべき上司たちに叱咤激励されつつ、二人はぶつかり合いながらも様々な問題を乗り越え、互いに成長し、理解しあって、やがて恋に発展していく、、、。

自衛隊への一般認識や逆風・誤解などもきちんと織り込みながら、とっても真っ直ぐで、爽やかで、気持ちのいい物語。あ〜、やっぱり有川浩作品は面白い!!!

2012年当時、過去作品は読破してしまっていたので新作を待ち望んでいた私は有川浩ワールドにワクワクしながら読み進めていた。っと、fin.の後にもう一章ある。

タイトルは「あの日の松島」。

この小説、本当は2011年の夏に刊行されるはずだったそうだ。ところが2011年3月にあの震災が起きる。松島基地も震災で大きな痛手を受けた。松島基地ブルーインパルスの母基地である。

あとがきによると、自衛隊の、しかもブルーインパルスの話も書いた物語なのに、3.11に触れずに出版することはできないと判断し、出版社の賛同も得て、この章を書き加え、1年遅れで出版するに至ったらしい。

とっても丁寧に取材された上で書かれたんだろうな。

落ち着いた頃にリカが取材に行ったという程で語られる「あの日の松島(基地)」。本編で一喜一憂していたからこそ、さらに胸に迫るこの章を読みながら、きっとこの小説は、ここまでの出来事が語られる運命だったんだろうなぁ。と思わずにはいられなかった。

 

ドラマ版ではリカを新垣結衣が、空井大祐を綾野剛が演じている。

野木亜紀子さんの手腕は相変わらずで、原作を最大限に活かし、ドラマならではの味付けを施した脚本。お仕事ドラマとしても見応え十分!特に我々type-Bシスターズの本業(広告デザイン)に近い話でもあるので、個人的にもますます楽しい!

おまけに(図書館戦争の図書隊もなんだけど)、自衛官の制服姿ってカッコいいのよねぇ。
制服がカッコいい職業は色々あるけど、姿勢良く、程よく鍛えた体でキビキビと行動し、折り目正しい態度・言葉遣いなど、、、訓練された人たちの制服姿は美しい〜!

しかもドラマや映画ではそれをイケメン達が着こなすのだ。萌えないわけがない!

エンタメを愛する私たちは、世の中は絶対に平和じゃなきゃいけない、平和じゃなきゃエンタメは楽しめない!と思っているので、戦争は絶対おきて欲しくないし、災害もできるだけおきないで欲しいし、あったとしてもできるだけ被害は少なくなって欲しい。だからリアルな現実では彼らが活躍できない世の中が一番いい。フィクションの中だけでは大活躍して楽しませて欲しい!などと勝手な願望があるのだけれど。

それでも有事に備え、日々訓練に勤しんでくださっている方々の存在に気付かされ、敬意を表したくなる小説&ドラマだったなぁ〜。