【映画】サヨナラまでの30分:イケメン+バンド(音楽)+青春=至福の時間
【ドラマ】耳にも目にも心地よい朗読ファンタジー『この声をきみに』
「ヲタ恋」の記事でみじん子さんが指摘した通り、オタクと呼ばれる人種はアニメやゲームなどの娯楽系オタクに限らず、好きな世界に没頭&満足し周囲からの目(評価など)は全く気にしない、いや、全く気にならないのが常である。自分だけならそれで良いのだが、社会生活を送っている以上、その周りには少なからず「気付いて欲しい」人もいたりする。気付いて欲しい人のサインに気付けず、気付いた時には「時既に遅し」という失敗を犯したことのあるオタクも多いことだろう。
『この声をきみに(2017年9月〜)』は、数学オタクの大学准教授・穂浪(竹野内豊)が「朗読」をきっかけに自分が無意識に傷つけてきた家族の心に気付き、人の優しさに気付いて自分自身も新しい一歩を踏み出していくという、とっても温かな、優しく美しい物語。
何より竹野内豊様があのイケメンボイスで朗読してくださるのだ!
そりゃーもう、心地良いったらありゃしない!!
偏屈でイケてない数学者っていうのも新鮮で良い良い!!
【映画】ヲタクに恋は難しい:…けど、ヲタクはそんなに気にしていない
ヲタクの幸せにホッと…
ヲタクの定義というものが[アニメ]や[ゲーム]や[コミック]に限定されるのであれば自分は該当しないと思っているけど、好きな世界に没頭&満足し周囲からの目(評価など)は全く気にしない、いや、全く気にならない、という気質を私は十分に持ち合わせていると自覚している…よってヲタクの類に若干足を突っ込んでいるとは思う。
…このブログを書いていること自体「誰の?何の?ためにこんなにせっせと書いているんだ?!」と問われてしまったら「自分が好きでやってるだけ」としか返答できない。
誰のため?とか、何のため?などは全く頭によぎらず、ただ単に「自分のため」に楽しむことが幸せなのだ。自分以外のため~となると、せいぜい自分の「押し」のため…。・・・というのが、ヲタク気質の片鱗ではないだろうか?
結果、ヲタクは独りでも十分に楽しめて、幸せに生きられる生き物である。
のだけれど、そりゃ、、、人はけっして独りでは生きていけない。そんな歓びを共有できる人がいたら恐悦至極に存じます!
・・・ということで『ヲタクに恋は難しい』は、そんなヲタクカップルの恋愛事情を描いた作品。
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【映画】しゃぼん玉:更生の道に無償の愛と承認が必要だと知る
名優 市原悦子さんの遺作
20代のころ、私はペンネームに『悦子』という名を友人から賜り名乗っていたことがある。それは市原悦子さんの悦子から由来した名前で私はとても気に入っていた。
映画『しゃぼん玉』は2019年1月に逝去された市原悦子さんの遺作で、2017年に公開された。この作品が、全国の刑務所や少年院などで上映されて多くの受刑者の人たちの心を動かしているというニュースをたまたま目にして、私はどんな作品なのかとても気になっていた。
主人公の青年、伊豆見翔人を演じるのは信作(『スカーレット』じゃないや)もとい、林遣都くん。『おっさんずラブ』の牧くんで多くの人のハートを釘付けした。彼はあの甘くてかわいいお顔をしているのでついつい年齢より若く見られそうだけど、今年で30歳、イケメンぞろいの1990年生まれ組である。同じ年生まれは、大好きな三浦春馬くんや池松壮亮くん、柳楽優弥くんもいる。
続きを読む【映画】AI崩壊:地球が滅びる原因は人間か?AIか?
映画は意外と未来を当てる?!
「オッケーGoogle♪」「ヘイ!Shiri!」「Alexa~♪」なんて楽しんで話しかけているうちはいい・・・のかどうなのか?AIに人間の生活をお任せした果てにあるものを見させてもらったような映画『AI崩壊』。これを単に絵物語にしてもいいのだろうか?
・・・というのも、以前にここで書いたスリラー映画『コンテイジョン』で描かれたことが多少なりとも今、新型コロナウイルスの大流行で再現されているのだから。
entame-i-ga-tomaranai.hatenablog.com
映画だから大げさに表現される。ドラマティックに展開されている。…でもね、ここで考えたいのは、「こんなパニックが起きた時に人間のメンタルはどこまで現実についていけるだろうか?」っていうところなんじゃないかって思うわけ。そういうありえへんことが疑似体験できて、「こんな時、自分だったらどうするか?!」を知るきっかけに映画やドラマを利用できるってスゴくイイと思うんだけどな…。
だって私は『コンテイジョン』を観たおかげで、外出時にとにかく手を清潔にすることを心がけるようになった。手で顔を触らないよう気をつけるようになった。除菌シートを携帯するようになった。映画で登場したウイルスは接触感染するものだったので、感染者が触れた物に触っただけでうつってしまう。こうした対策は今、恐れられている新型ウイルスだけじゃなく、インフルエンザ予防にもなる。感染症が流行しているのなら、自分ができる範囲での防衛策をとるしかないのが実際のところだから。
・・・で、それでもダメだったら諦めるしかない。
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