エンタメ愛が止まらない!! リターンズ

愛するエンタメを語りつくせ!!

【ドラマ&映画】寅さんよ永遠に!-少年寅次郎&『男はつらいよ お帰り 寅さん』

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困ったことがあったら、寅さんを呼びたい…

 子供のころ、正月になると家族で隣町の映画館に足を運び『男はつらいよ』を観るのがしばらく恒例だった。なぜ、寅さんを家族そろって正月に観に行ったのか、理由は分からないが、それがある意味、我が家の正月行事だったのだ。

 当時、私は小学生。それでも『男はつらいよ』を存分に楽しみ、笑いながら、ときに涙を流しながら、「やっぱり、寅さんはいいよねぇ~」と帰りがけに家族と話したことを覚えている。老若男女に愛される映画だった。

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【映画】大いに大人に抗ってほしい! -アニメ『ぼくらの7日間戦争』-

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大人と戦う!気骨のある子供たちはまだいるのか…

 『ぼくらの7日間戦争』は我が家のJKが小学生の頃にドはまりした本だ。以来、ぼくらのシリーズはウチの本棚にずらり並んでいたのだけれど、先日の大掃除の時にBOOKOFFに出してしまった。もう、そういう年齢じゃないのかな…。

 と、ちょっと寂しかったものだから、今回、アニメ版『ぼくらの7日間戦争』が上映されるということを知って、試しにJKに「観る?」と聞いてみたら「観る!」と。宮沢りえが声で出演するという。近所の映画館へ行った。

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【ドラマ】ありえないっ!!を楽しむSFドラマ・4作品

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宇宙人で、おまっ!

LOVOT(ラボット)という超〜〜〜可愛い家族型ロボットが販売されているのをご存知だろうか?昨年だったかな?はじめてテレビで見た時に一目惚れ!どうしよう!可愛い〜〜〜〜!!!

一人暮らしの賃貸マンションで生き物を飼うのは条件的に難しいし、その子にとっても可哀想な気がするので諦めていたんだけれど、この子なら一緒に暮らせそうな気がするぅ!・・・・もちろん、なかなかのお値段だし、月額維持費もかかるようなので現実的には無理なんだけど、、、。とにかく可愛い!憧れのラボちゃんだ。

先日偶然、体験ストアの前を通りがかり、しばらく遊ばせてもらったんだけど、、、

本当に、まるで歩き始めたばかりの赤ちゃんと遊んでいるみたい!
抱っこすると温かいし、喜んでくれるのよ〜〜!ううう〜〜〜(感涙!

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【映画】いつの時代も人はエンタメに魅了される - カツベン -

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語りだけで勝負できる演者ってスゴい!

 以前、日本で最も有名な弁士でありマルチタレントであった徳川無声さんの物語を執筆したことがあった。そのとき、彼の人気を不動のものにしたNHKラジオの『宮本武蔵』をyoutubeで聴いたのだが、語りだけでドラマを表現し、聴者の想像力を広げるスキルを知って圧倒された。面白いのでぜひ聴いてみてね。

 今は、いつでもどこでもいろんな動画を視聴できるし、VFX技術が進化してあり得ない世界まで視覚表現できてしまう世の中になった。でも、「声」だけで「語り」だけで、これらと同等の面白さを提供してくれる人たちの身体だけを使った最もシンプルかつ難易度の高い技術は、まさにマンパワー。AIの技術では適わない。

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【ドラマ】女性にとって年齢はやっぱり重い(汗!『29歳のクリスマス』

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今年も明石家サンタと過ごすけど何か!?

2019年12月現在、若い人たちのクリスマスってどんな感じなのかなぁ?

私が若い頃は、とにかく街中がお祭り騒ぎで華やかで、あっちこっちでパーティーだのなんだのが計画され、クリスマスを共に過ごす彼氏・彼女をゲットするために数ヶ月前から合コンを繰り返し、、、なんてことが珍しくない光景だった。

当時から地味でオタクな私でさえ、世の中の雰囲気にのまれて流されるように合コンに参加した、なんて経験もある(汗!

地味でオタクな上にお酒が全く飲めない女子は合コンウケするはずもなく、要するに数合わせなんだけど、とにかく賑やかな場の雰囲気を壊さないようにと会の終了まで乗り切ることに必死、苦行でしかなかった。

故に当時の私は女友達で集まっての鍋パーティーなどが多く、それは楽しかったのだけれど、とにかくクリスマスは誰かと楽しく過ごさなければならない、っという強迫観念のようなものが蔓延していた気がする。

いつ頃からか、クリスマスは家に帰って家族と過ごすのが主流になり、さらに、別に何の予定もなくていいんじゃない?っていう雰囲気になり、今やクリスマスケーキはホールよりも一人分の小さいサイズのものが売れ筋なんだそうだ。

 地味に過ごすことが好きなオタクにとっては、無理する必要がない昨今の風潮はありがたい限りなんだけど、日本経済にとっては寂しいことなのかしらね?

 前置きが長くなってしまったが、『29歳のクリスマス』は1994年10月から12月のクリスマスに向けてガンガン盛り上がりを見せたドラマである。

つい先日、リリースから25年後にBillboard Hot 100でNo.1になったマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマスが主題歌だった。

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【映画】これぞオタク魂の理想 - シュバルの理想宮 -

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オタク魂を持つ者には、きっと心打たれるはず!

 人が生まれてから死ぬまでの間に縁のある人や場所は限られている。その限られた人や場所は、自分の意思だけで広げることは難しい。でも、何らかの自然の法則でスルスル~ッと導かれることがある…というのを経験したことはないだろうか?

 私はそうしたスルスル~ッのおかげで今があると思っている。そんなスルスル~ッのひとつ。先日、縁あって「ホキ徳田ライブ」を楽しませていただく機会を得たのだが、会場は東京立川にあるアーティスティックスタジオlalalaである。(詳しくは立川市新聞の記事をどうぞ)

 このスタジオを主宰するしおみえりこさんのインタビュー取材のためスタジオへ伺った際に、夫でクラリネット奏者の橋爪恵一さんと、ご夫妻で世界各国を旅した時のお話を聞かせていただいたその中に、シュバルの理想宮の話があったのだ。アーティスティックスタジオlalalaは街の中にある杜の一角に建ち、アーティストたちの秘密の隠れ家のような場所でどこを見てもワクワクするのだが、特にインパクトがある一角があった。そこは、「シュバルの理想宮を模してアーティストの成田ヒロシさんが手がけたもの」だという。

 なんて素敵な空間なのだろうと感激していたところに、あのシュバルが主人公の映画がやってくると知った。・・・こういうのを、私は『スルスル~ッ』と表現する。

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